『テラスハウス』東京編・第13話ーーケニーが莉咲子に怒涛の猛アタック、一人目の卒業メンバーも

『テラスハウス』東京編・第13話レビュー

 ケニーが莉咲子に告白した続きから始まった第13話。莉咲子の返事は、「たくさんたくさん(お互いのことを)知らないと、私は付き合うっていう確信に至らない」から、「まだわからない」だった。

 そしてケニーと莉咲子の海デートの日。スクールバスを借りていたケニーは、車内で食べる軽食までも用意していた。さらに海での予定も立てていて、スタンドアップパドルボード(SUP)をしないかと莉咲子に提案する。完璧なエスコートに嬉しそうな表情を浮かべる莉咲子。しかし海に到着すると、波が高く荒れていたため、今回は計画を断念することに。残念そうな表情を浮かべるケニーに、莉咲子は「いつでも行けるよ、夏これからだし」と笑顔を見せた。

 車内で話すことになった二人。そこでケニーは、もうすぐテラスハウスを卒業しようと思っていることを打ち明ける。理由ては、フェスが増えるシーズンで仕事が忙しくなるため帰ってこられなくなるからだという。次のワンマンライブ後に出ていくるつもりだと口にした。続けて、ケニーは「今の莉咲子の人生にとって、俺が必要な男かどうか、ちょっと考えてみて欲しい」と再度、莉咲子に交際を申し出る。それを聞いて、「ずっと続くと思っちゃってたのね、莉咲子は。ケニーさんのことを人として好きなのかな? それとも男の人として好きなのかな? 付き合いたいくらい好きなのかな?って、ゆっくり考えていけるものだと思ってたの。でも今決めろって言われたら、そこまでの気持ちではない」と答えて涙を流す莉咲子。ケニーは頷いて、「わかった」とだけ答えた。

 その晩、男子メンバーにもテラスハウスを退居することを伝えたケニー。続けて、莉咲子とのデートで起こったことも報告する。二人が上手くいっていると思っていた翔平は、「わかんないっすわ」と驚いていた。

 朝、一人リビングにいた翔平。そこに泣きはらした顔の莉咲子が起きてきて、ケニーのことを相談しはじめる。莉咲子は、ケニーの年齢的に付き合うと今すぐ結婚になってしまうのではないかと危惧していた。しかし「『今は違う、そこまで好きではない』って言ったんだけど……好きだったんだよ。好きなんだよ」と本音を吐露。それを聞いた翔平は、莉咲子の答えを否定はせずに「お互いが同じレベルで好きになることなんて、絶対ないと思うよ」と持論を展開する。そして「わかんないが本音」と言う莉咲子に、「もう一度ケニーさんにそう言えばいいじゃん」とアドバイスを送る翔平。一回言ってしまったことを撤回するのを渋る莉咲子だったが、翔平はかまわず背中を押し、二人の恋が再度実るように、それとなくアシストするのであった。

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