加藤浩次、謹慎当時の相方・山本圭壱とのエピソード明かす「ずっと復帰させたいと思っていた」
その後山本は、肉巻きおにぎり専門店『肉だわら』で働くことに。そこで彼が「肉俵権左衛門」というマスコットキャラクターに扮することを知った加藤は、「ちょっと面白くないそれ? 謹慎なのに、面白すぎねーかってなったわけよ」と、違和感を覚えたと明かす。「悪い目線で取れば、ロン毛でサーフィンやってる。で、肉俵権左衛門ってキャラクターに急になり出した。しかも、なんか着ぐるみみたいなのを作るとか言い出して」と振り返りつつ、「それはマズイと。そういうのが積み重なると、なかなか復帰は難しい。会社としても反省してないだろってことになるわけ」とその行く末を案じていたようだ。
そんな相方を見るに見かねて、お寺で働くことを提案したという加藤。「みんながわかる形というか。『ヤラシイよ、そんなの』っていう人もいるかもしれないけど、やっぱり大変だから、お寺で働くっていうのは。それを1年間ちゃんと頑張っていったら、そしたら何か形が見えてくるよって。そしたら山本が『行く』ってなった」と振り返る。
聞き手を務めていた梶原が「じゃあ、加藤さんがその道を作ってあげなければ、いまだに肉俵権左衛門の状態だったと言っても過言ではないですね」と言うと、加藤は「キャラクターがうまいこといって、キャラクター商品としてすげー売れてるかも。着ぐるみかぶって。変な動きするの上手いからね、あの人(笑)」と冗談を飛ばしていた。
■こじへい
1986年生まれのフリーライター。芸能・スポーツ・音楽・カルチャーのコラム・リリース記事から、ゲームのシナリオ、求人広告まで幅広く執筆中。