「漫画村」元運営者がフィリピンで拘束&日本に強制送還へ その口から何が語られる?
ABS-CBN Newsが9日、フィリピン入国管理局が、違法にコピーしたマンガや小説を掲載する海賊版サイト「漫画村」を運営していた星野ロミ容疑者(28歳)を拘束したと発表。日本に強制送還される見通しだという。
Bureau of Immigration says it has arrested on Sunday a Japanese-German-Israeli fugitive wanted by Japanese authorities for infringement of copyright law. Romi Hoshino, 28, was reportedly the manager of “Manga-Mura”, an illegal viewing website of Japanese cartoons. | @mikenavallo
— ABS-CBN News (@ABSCBNNews) July 9, 2019
漫画村は「国交がなく、著作権が保護されない国で運営している」と主張し、違法ではないとして、挑発的な言動を繰り返してきたことでも知られる。2018年4月には政府がインターネットプロバイダーに対して「ブロッキング」を要請。国による「検閲」につながる措置になると懸念する声もあり、著作権法やマンガ業界のあり方にまで議論が及んだ。
現在も違法な海賊版サイトは後を絶たない状況。容疑者から詳細が明かされ、今後の海賊版対策に少しでも活かされることを望みたい。
(文=編集部)