『テラスハウス』東京編・第5話ーー“他人の男”が気になる春花の行動で三角関係に発展!

 前回はこれまでの流れ通りに流佳と莉咲子がいい雰囲気に。莉咲子は流佳と遊んでいる最中に「付き合って」と呟くなど、気持ちを抑えられずにいた。しかし流佳は、初対面で気になっていた春花とも、車で送迎したりバイクトークで盛り上がったりと距離を縮める。そんな春花もまた、流佳が一番話しやすいとご満悦であった。春花はケニーともデートに行くが、会話は盛り上がらず。香織に、ケニーとのデートは盛り上がらなかったと報告した。

 第5話は、ダイニングでケニーのライブに行くことについて話す女子3人のシーンで始まる。春花が、他の女子メンバー2人をライブに誘うと、莉咲子は「仕事がある」と断る。香織は、「ケニーは自分が音楽をやっている姿を女の子に見られたくないと言っていた」と春花に説明した。その際、香織は「僕が右手がなくなって音楽弾けなくなったら、彼女はSPiCYSOLの僕を好きになってくれたけど、僕のことは好きじゃないんだよね」とケニーが言っていたことを口真似する。春花は「たまにそういうときあるよね」とケニーの言動に少し呆れたように笑った。

 そこで春花が、リビングにいた流佳をレースに誘う。莉咲子は少し複雑な表情を浮かべていた。みんなは令和を迎えるためにダイニングに集まっていたのだ。次は莉咲子が流佳に明日の予定について尋ねる。2人はアスレチックに行く約束をしていたが、雨予報のためにどこに行くか迷っていた。

 そこに翔平が帰ってくる。みんなで乾杯をし、令和を祝うと、香織は翔平を茶割デートに誘う。翔平は、仕事で都内を回ってコラムを書くために「明るい時間から出かけたい」と提案し、香織も喜んで承諾した。流佳と莉咲子は令和初日のデートコースについて迷っている。莉咲子は夜にパルクールのレッスンがあるため、送っていって欲しいと流佳に頼む。流佳も笑顔で「いいよ」と答え、パルクールの送迎をすることに決まったが、そんな様子を春花は面白くなさそうに見ていた。

 翌日、莉咲子と流佳は春花のいるリビングで合流し、出掛けていく。ブラックボードに出掛ける旨を書いて、「るか りさ」とサインをする流佳だが、繋げた文字で可愛らしいサインを残した。それに喜ぶ莉咲子。そして春花はまた、トゲのある表情で見送った。

 流佳は車で莉咲子をパルクールまで送る。流佳がお茶を飲むと、自然と莉咲子に手渡し莉咲子もそのままお茶を飲む。自然な流れで間接キスをした。そして莉咲子は唐突に、流佳に欲しいものを聞く。パルクールに送ってもらうお礼にプレゼントをすると言うのだ。すると流佳は、莉咲子の持っている帽子が欲しいと言う。莉咲子はあげるといいつつ、シェアしようと提案した。2人で1つの帽子を使うことになった。そして到着すると、流佳もパルクールに興味がある様子。莉咲子は、今度一緒に行こうと誘った。

 そしてレッスンを終えた莉咲子を流佳が迎えにくる。2人で帰路に着いた。一方テラスハウスでは翔平とケニーがプール掃除をしている。翔平はケニーに、春花とのライブデートについて質問する。ケニーは「デートしてみて思ったけど、めちゃくちゃ綺麗だわ」とデートの感想を話した。だがそこに突然春香が登場。「(プール)綺麗になった?」と聞くと、男子メンバーはびっくり。咄嗟に「はい!」と真面目に答えた。ケニーはしみじみと「春花、下から見ても綺麗だなあ……」と呟いた。

 キッチンでは夕飯を食べる男子メンバーと莉咲子。莉咲子は「スケジュール出た人〜!」と流佳を巻き込む。流佳も素直に「はい!」と答え、莉咲子は「あとでスケジュール共有タイムしよ」と次に遊びに行く計画を立てようとする。流佳は莉咲子に「パルクールしたい」と提案するが、莉咲子は「先にスケボーがしたい」と言う。プライベートでまでパルクールをすると、身体がもたないそうだ。

 莉咲子は「ボルダリングでもいい」と新しい案を提示する。すると流佳は「一番やりたいのをいっせーので言おう」と言った。莉咲子は同意し、流佳がいっせーのと言うと、流佳「パルクール」莉咲子「ボルダリング」という結果になった。笑いながら、流佳はもう一度やろうと誘う。そして次の結果は、流佳「パルクール」莉咲子「ボルダリング」と同じ答えに。どちらも譲らなかった。それには両者とも爆笑。莉咲子は「パルクールはゴールデンウィークあけてからにしよう」と、自身の体力を考慮した提案をし、流佳も「わかった」と同意した。

 そして莉咲子は、珍しくケニーに話しかける。仕事で受け持ったレッスン生からイラスト付きの手紙をもらったことを報告。ケニーも親身に話を聞いた。そして莉咲子は、仕事についての悩みをケニーに話したいといい、2人は別室に移動した。

 莉咲子は、パルクールがうまくいかずに落ち込んでいたが、レッスン生からの手紙で落ち込んでる場合じゃないと思ったと話す。そしてケニーの音楽を聴いていて、元気付けられていると話した。ケニーは、莉咲子の年なら焦る必要はないと励ます。莉咲子の焦りや、しっかりしている部分はいいことだけど、根詰めることはないとアドバイスをした。「毎日楽しいでしょ?」とケニーが問いかけると、莉咲子は「すっごい楽しい」と自信を持って答えていた。そこで莉咲子は「誰々どうだよね〜とか男子同士で話す?」と話題はテラスハウスのことへ。ケニーは「しないかも」と笑う。「どうなの実際」と莉咲子が切り込むと、「みんなと飯行って話したい」とケニーは本音を話す。莉咲子は「今度行こう」と2人は自然とご飯の約束をする。

 スタジオでは莉咲子と流佳の仲の良さの話題に。山里は流佳について「女子苦手かな〜」と苦言を呈す。山里はずっと流佳に対して不信感をあらわにし、流佳は女子が苦手ではないはずだとずっと力説していた。

 そして話題はケニーがいじられていることに。香織がケニーの真似をする際、ちょっとバカにした感じで真似していたことを山里が指摘した。さらに同じフロアにケニーがいたこともVTRでわかっていたことから、ケニーは聞こえていたはずだと断言。ようやくそれぞれが馴染み始めたテラスハウス内の微妙な雰囲気を一つ一つ突っ込んでいった。

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