SixTONES、企業案件も爆笑動画にする“アイドル力” コンビニグルメを愛情たっぷりに紹介

 ジャニーズJr.の人気ユニットSixTONESがアップした動画『【激うまコンビニグルメ】少数派しか食べられません!?』(https://www.youtube.com/watch?v=llm3tYRDMfQ)が面白い。『金の直火焼ハンバーグ』など、『セブンプレミアム ゴールドシリーズ』の4商品を使ったちょい足しグルメを、「せーの」で指差してチョイス。少数派だけが食べられるという心理戦を繰り広げる。本当に食べたいものを選び続けるのか、それとも空腹に耐えかねて少しでも食べられるチャンスがある方へとチョイスを変えるのか……メンバーの個性がチラ見えするのだ。

 この動画は、セブン-イレブンジャパンが提供する、いわゆる企業案件。企業案件動画とは、影響力を持つYouTuberに対して、商品やサービスの紹介を依頼しているもの。仕事として紹介動画を作っているため、当然ながら多くの場合が絶賛する内容になる。難しいのが、ただただ褒める内容となるとYouTuberらしい本音が見えにくく、ビジネスの匂いを感じて興ざめしてしまうという視聴者も少なくない。

 だが、SixTONESの場合はベースとして6人が、それぞれがのびのびと発言していることから、ヨイショ感が全面に出てきにくいのだ。『金の食パン』を前に髙地優吾が「これびっくりするんだよ。オーブントースターで焼こうと思ったの。でも、お腹空きすぎて一口食べたら焼く前に全部食べちゃった」と、リアルなエピソードを踏まえてお気に入りぶりを披露するも、ジェシーがすかさず「カットで、今の!」と茶々を入れる自由っぷりで笑いを誘う。

 また『金の食パン』にも『金の直火焼ハンバーグ』にも『金のビーフシチュー』にも「これがいっちゃんうまい!」と大絶賛する森本慎太郎に、「本当に全部美味しいんだけど、薄く聞こえちゃうから」と田中樹がツッコミを入れ、またまた全員で大爆笑。遠慮のないやりとりによって、商品の魅力をより直球で伝わってくるのだ。仕事ではあるけれど、ビジネスを感じさせないピュアな愛情表現。もしかしたらこれができるのは、ごく自然に、そして楽しそうにファンへの感謝を伝えているアイドルたちだからこそかもしれない。

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