アプリ版『オクトパストラベラー』先行体験版プレイレポ スマホに最適化された独自UIに
3月26日より、『オクトパストラベラー 大陸の覇者』の応募者限定の先行体験版が解禁された。この記事では筆者が先行体験版をプレイしたうえで感じたインプレッションや、基本的なゲームシステムについてお伝えしたい。
シングルプレイRPGだが、キャラはガチャで入手
『オクトパストラベラー 大陸の覇者』はシングルプレイRPGで、対人要素やフレンドとの協力などといったソーシャル要素は存在しない。本作は基本的にはSwitch版『オクトパストラベラー』に近い、純粋なRPGとして作られている。
だが、本作がコンシューマーのRPGと異なるのは、パーティメンバーを加入させる手段がガチャであるという点。クエストクリア時などにもらえるルビーを消費して、プレイヤーは新しい旅の仲間を手に入れられる。
キャラのレア度が高くなければ進行に支障をきたすような難易度かと言われれば、少なくとも先行体験版で遊べる範囲ではそうではない。☆3のキャラクターだけのパーティでも育成してやれば問題なく遊ぶことができた。
スマホに最適化された独自のUI
『オクトパストラベラー 大陸の覇者』は、UI面でもアプリゲームの常識を覆すような試みを行っている。
たとえばキャラクターの移動操作は、現状存在する多くのゲームでは疑似スティックを使用するが、本作では1度スワイプするだけでキャラが自動で走るようになっている(そして、マップのデザインもスワイプ操作に最適化されている)。
また戦闘中のコマンド選択も一部スワイプ操作を求められる。このように本作は操作方法が他のアプリゲームと異なる部分が多く、慣れるまでは正直なところ遊びにくさを感じる場面もある。
だが、ある程度慣れてしまえれば本作で採用されているスワイプを多用する操作は、タップを連打しなければいけない従来のスマホゲームの操作性を上回る可能性がある。