ヒカキン×デカキン、YouTube史に残る共演 “本家”が語る「これまで会わなかった理由」に感動広がる

 人気YouTuberのヒカキンが3月24日、『ヒカキン×デカキンついに会う!初対面でデカキンさんにドッキリしたら号泣www【感動】』と題した動画を公開した。

ヒカキン×デカキンついに会う!初対面でデカキンさんにドッキリしたら号泣www【感動】

 ヒカキンはもはや言うに及ばず、日本一のYouTuberだ。そのモノマネで大ブレイクしたデカキンは、いまやひとり立ちして大きな人気を獲得している。「デカキン」という名前の通り、顔のパーツはヒカキンにそっくりだがふくよかな体型で、元芸人というキャリアからくる鋭いツッコミと、憎めないポンコツキャラで、多くのクリエイターやファンに愛されている。

 そんなデカキンは年々、ヒカキンへのリスペクトの気持ちを高めていた。盟友・ワタナベマホトの動画で何度も「ヒカキンに会える」というドッキリにかけられてきたが、その際にも、本人に会えると想像しただけで涙を流すほど。それも、無邪気に感謝するというより、「自分がしてきたことで、少しでも迷惑がかかっていないか」と心配しており、ファンも「会えるわけないだろ」とイジりながら、いつか対面できる日が来ることを願っていた。

 そして今回の動画で、夢が叶うことになる。いつものように「ヒカキンに会える」と言って、ワタナベマホトが仲間たちと生活する「仲間家」にデカキンを呼び出し、ヒカキンを模したマスクを着用したマホトが「ブンブン、ハローユーチューブ」というお決まりのセリフを言う、というドッキリーーと見せかけて、後ろから本当にヒカキンが登場するという、二重ドッキリだ。

 半信半疑のデカキンは、なんと30分遅刻して到着。「今日はお前にとってどんな日だと思ってんだよ!」と説教モードのマホトに、「デカキンの最終回だ」と意気込みを語りながら、まだ信じ切ってはいない様子だ。ただ、「会ったら最初に何を伝えたいか」と聞かれると、これまで繰り返してきたように「迷惑をかけたときがなかったかどうかを聞きたい」と、真摯に答えるデカキン。そして、そのときが迫る。

 目隠しをされ、所定の位置に立たされたデカキン。カウントダウンの後に目隠しを外すと、目の前にはヒカキンマスクのマホトの姿がある。「いままで(のドッキリ)で一番ショボいじゃん!」と正しく突っ込むデカキンに、マホトはいつもの通り「(ヒカキンが)来るわけないだろ!」と笑う。「ぱふぱふチャンネル」というコンビ名も作り、コラボを重ねてきた2人の息の合った(?)掛け合いが続くなか、ついに後ろからヒカキンが登場した。

 「えええーー!!」と絶叫し、ヒカキンから「はじめまして!」と握手を求められると同時に、デカキンは大号泣。思わずハグをしたヒカキンは、「デカい!」と楽しそうだ。

 その後は3人でトークを展開。デカキンが現在のYouTubeチャンネルを立ち上げたのは、2014年のこと。ヒカキンはその初期から動画をチェックしており、「いまもそうだけれど、YouTuberでモノマネされる人ってほぼいなくて、『モノマネされるくらいになれたんだ』っていうことで、うれしかったんですよ」と優しく言葉をかける。そして、デカキンの人気も高まってきたなかで、なぜここまで会わなかったのか、という疑問については、「人づてで、モノマネタレントさんが(本人に)会っちゃうと、ゴールになっちゃうから、会わないほうが彼にとっていいと思います、とすごい言われていて」と、その真意を明かしていた。しかし、昨年の夏には「そろそろ会ってもいいんじゃないか」「会いたい」と思うようになり、今回スケジュールが合ったことで、YouTube界にとって歴史的な瞬間が訪れたというわけだ。

 デカキンは、ヒカキンへの感謝の言葉を惜しまない。芸人として活動するも、ネットカフェの倉庫に住み、何もなかった時代から、YouTubeでブレイク。父親の死に目には会えなかったが、その直前に仕送りができるようになり、「最後の最後に恩返しができたのは、本当にヒカキンさんのおかげだったので」と、涙ながらに語っていた。

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