BTS(防弾少年団)新たな試みへ 全世界のファンが作り上げる「ARMYPEDIA」に迫る

世界中に散らばるQRコードは東京にもある

 世界各国のオンライン・オフライン上に散らばるQRコードはいったいどこにあるのか? 実は東京にもQRコードがある。渋谷に行く機会があれば、駅前のスクランブル交差点を見上げてみてほしい。メンバーのJ-HOPEのポスターが見つかるだろう。写真の横に「MAR 2ND 2018」とQRコードがプリントされており、これがARMYPEDIAのパズルなのだ。

 このように身近な場所にARMYPEDIAのパズルが隠れているようだ。世界各国のARMYたちが協力し合いながらこのパズルを見つけて、クイズを解いていく必要があるのだ。

 さっそくQRコードを読み込むと、J-HOPEのメッセージが掲載されたページへ移動。「MAR 2ND 2018」(2018年3月2日)に関する個人のメッセージを読むことができる。J-HOPEにとってこの日は、初のミックステープが発表された日だったようだ。このメッセージを読んで、自分にとっての2018年3月2日におけるBTSの記憶を記していくのもいいだろう。とにかく、ARMYPEDIAは「ARMYによるARMYのためのメディア」であるわけだから。

「ファンが作る」からこそ生まれる団結力

 この大きな試みはARMYたちが世界中に散らばっているからこそできるのだろう。「自分たちがBTSの記憶の一部になれる」ということは、ファンの気持ちをくすぐるに違いない。こうして「自分はARMYなのだ」という自覚を持つことで、団結力が高まっていくのかもしれない。

 キャンペーンの期間はスタートした2019年2月25日から4週間の間だけになる。終了まであと数日しかないが、まだ参加していないARMYたちはぜひ自分のBTSの記憶の欠片をここに記してみてはいかがだろうか。あなたもBTSの記憶の一部になれるだろう。

■西門香央里
東京在住のフォトライター。K-POP、韓国トレンド、旅行、グルメ、カルチャーなどを中心にWebメディアなどで活動中。年3~4回の渡韓でエネルギーを蓄えている。いつまでも年齢不詳でありたい通年おかっぱの人。座右の銘は「努力は裏切らない」。
寄稿媒体:いまトピ、エキサイト、TABIZINE、SHELBEE…等

関連記事