プー・ルイがYouTuberとして音楽チャンネル『BYS Music』開設 ポイントは新規クリエイター?
プー・ルイが、2月21日にYouTubeチャンネル『BYS Music』を開設した。
『BYS Music』は、昨年3月に開設したチャンネル『新生YouTuber研究会BYS』の登録者数が5万人を突破した記念として開設されたもの。音楽をメインに「パロディ曲」や「歌ってみた」「1人ラジオ」などをアップしていくという。プー・ルイのほかにも、ヒカキン、はじめしゃちょー、水溜りボンド、フィッシャーズなど多くのトップユーチューバーも複数のチャンネルにて、メインとは趣向の異なる動画をアップしている。そういった例を鑑みると、ユーチューバーとして至って自然な流れと言えるだろう。
開設と同時にアップされたのは、プー・ルイが所属していたBiSの代表曲「primal.」っぽい曲「primally.」。のどちんこ、誹謗中傷のコメント、画質の粗い幼少期のビデオ……年齢制限付きのオリジナル映像をパロディにしている。
ここで注目したいのが、MV制作にはメインチャンネルとは異なるクリエイターが関わっていることや、プー・ルイが初めて挑戦したという点だ。動画の説明欄にあるプー・ルイのコメントによれば、撮影はiPhoneで、かかった費用は「VHS cam(360円)」「プールイ顔印刷(80円)」の合計440円。映像編集には、バーチャルユーチューバー・顔川ルイ、改めヨシナガが協力、作詞/作曲は楽曲公募からプー・ルイが選考したうめPが担当した。歌詞だけでなく、メロディーラインやギターの鳴りも極めて“っぽい”アレンジだ。
「週に1回くらいの更新」という宣言通り、2月27日に公開されたのが西野カナ「会いたくて 会いたくて」っぽい曲「プルプル」。西野カナの活動休止に合わせて制作された同曲は、プー・ルイにとって思い入れのある「会いたくて 会いたくて」を選曲してパロディにした。前回同様に低コストで撮影し、作曲にはヨシナガの知り合いだというTeam 10 Goodを迎え、作詞はプー・ルイとの共作で制作。アダルトな歌詞含めプー・ルイ節が炸裂している動画だ。コメントには「トリセツっぽい曲も平行で制作中」とプー・ルイが書き込んでおり、近日のアップが期待される。