キズナアイが出演者陣へ直撃「世界で愛されるためには?」『アリータ:バトル・エンジェル』公開記念イベント
『アリータ:バトル・エンジェル』の公開記念イベントが都内で行われた。監督のロバート・ロドリゲスをはじめ、アリータ役・ローサ・サラザール、イド役・クリストフ・ヴァルツ、プロデューサーのジョン・ランドーとバーチャルYouTuber・キズナアイが登壇した。
メイキング上映後、キズナアイはロドリゲス監督に「どうやったらここまで没入させる世界観が作れますか?」と質問。ロドリゲスは「演じてくれる女優が大切」と語り、アリータを演じるローサ自身が取り巻く世界もリアリティを重視し、ロケーションもセットもリアルな物を作成。そうすることでアリータはさらに愛らしく、強く、さらに戦士らしいと感じるようになると明かした。
また、ローサには出来上がった映像を見てどのように思ったかと質問すると、「最初に見たときはびっくりした。アリータと私、2人で1つの人間を作り上げている感覚」と語り、アリータは車で自身が運転手と例え、「ハートや魂は注入しているし、客観的に見ることはできるけど同時に自分でもあるからシュールな感じ」と答えた。
さらにプロデューサーのジョンには「日本で愛されるコンテンツが世界で活躍するためにどのような工夫をされましたか?」と質問すると「今のあなたのままでいてください。実はそれが今回のメッセージです」と語った。
中盤、キズナアイが画面から消えてしまうトラブルがあり「戻って来て!」と呼びかけ「どこにいるの?」と尋ねるとキズナアイが声だけで「ここにいるよ」と語りかけ、再び画面へ戻ってくるとローサが「どこにもいかないで」とラブコールを送る一幕も。
最後のフォトセッションではキズナアイがアリータの衣装に身を包み登場。会場は終始和やかなムードでイベントは終了した。
(取材・文=編集部)