『テラスハウス』39話の前に読みたい “俊亮が開いた新たなドア”が明かされる番外編

 11月6日に公開されたテラスハウス38話では、聡太の事を恋愛対象として好きだと自覚し、「自分のセクシャリティを見つける」という入居した時の目標を達成した俊輔は卒業を決意した。卒業後、YouTubeにて公開された動画では新宿二丁目のmarohigeを訪ね、イズミ・セクシーとバビ江ノビッチに今の心境や同性を好きになり付き合うことの悩みを相談した。

 これまで俊亮は女性としかお付き合いしたことがなく、男性とは手も繋いだことがないことや、好きになった人がストレートだったらどうすればいいかわからないことを相談。イズミ・セクシーとバビ江ノビッチは「車と一緒で乗った方が早い!」と笑いを交えたアドバイスを送りつつも自分たちはストレートの人にはブレーキをかけてきたと同性愛者だからこその苦悩も俊亮に伝えた。

 だが、今はテレビに同性愛者のタレントが多く出演しており、昔と比べると味方も多くなってきていて言いやすい時代になってきていることや、若い時はセクシャリティの問題が全てだと思いがちだが自分を構成する要素のたったひとつなだけで、自身の魅力は変わらないし、バッシングや偏見を持つ人のことは気にしなくていいと力強く励まされ、俊亮も勇気をもらったようで、「今度は2人で来るのを目標にがんばります!」と晴れやかな笑顔で感謝を伝えた。

【特別公開】俊亮が卒業後に向かったとある場所とは…?

 卒業インタビューでも「答えが見つかった恵まれている人」と自身のセクシャリティが確認できたことに自身が持てるようになった事を明かした。以前ネットでLGBTQについて調べていた時に「気にする人は少ない」という回答を目にし、「綺麗事だ」と感じた俊亮。

 だがテラスハウスのメンバーが気にせず向き合ってくれる姿や「気にしているのは本人だけだよ」と言われて「自分自身に偏見があったんだ」と気付き、心が軽くなったと語った。

 自身のInstagramにも「まだ日本は両性愛や同性愛、LGBTQについてオープンにしづらい環境かもしれない。けど本当に大切な人たちはきっと理解してくれるはず。テラスハウスを観て、同じ悩みを抱えた人たちに何か少しでも力になれたら嬉しいな」と綴った。

 まさにテラスハウス軽井沢編のタイトルの通り”新たなドア”を開くことができ、自身と向き合うことができた俊亮。同じ悩みを抱えた視聴者にとって、堂々とテラスハウスを去った俊亮の姿には勇気付けられたのではないだろうか。現在、メイクアップアーティストとしても本格的に活動を開始、彼の今後の活躍がとても楽しみだ。

【38th WEEK】「聡太くんは愛しいとカワイイのダブルパンチ」卒業インタビュー池添俊亮編

「TERRACE HOUSE OPENING NEW DOORS」はNetflixで配信中、フジテレビにて毎週(月)24時25分~放送中。 
公式サイト:http://www.terrace-house.jp/openingnewdoors/
(C)フジテレビ/イースト・エンタテインメント

 

 

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