『ボヘミアン・ラプソディ』Queen楽曲、ネット総選挙1位は? 映像で蘇るフレディ・マーキュリー
映画『ボヘミアン・ラプソディ』の公式サイトにて、クイーン楽曲総選挙が発表された。
「世界で最も売れたアーティスト」に名を連ね、マイケル・ジャクソンやエアロスミスらとともにロックの殿堂入りを果たしたロックバンド、Queen。日本でもスポーツシーンやドラマ、CMなどで世代を問わず誰もが耳にしたことがあるだろう。Queenの現メンバーのブライアン・メイとロジャー・テイラーを音楽総指揮に迎えて、1991年にこの世を去ったエンターテイナー、フレディ・マーキュリーの姿を描いた本作には、劇中に甦る32もの名曲でマーキュリー自身の歌声が使われている。
マーキュリーの命日である11月24日にはイベントが開催。Queen世代を中心に複数回鑑賞のリピーターも続出しており、現在、累計興行収入23億3,610万円を達成。全世界累計興行収入は4億7,217万ドル(約533億円)に達し、サントラの売り上げはCD、配信合わせた出荷枚数は15万枚を記録した。
映画を観たあとの人々の行動は、Queenの音楽を聴き、本作の見せ場のシーンとなったライヴエイドの実際の映像をネットで見ていたりと、皆、クイーンに夢中になっている様子が伺える。先日横浜アリーナで行われたSuchmosのライブ前のBGMでさえもQueenの音楽が流れており、映画を思い出して感極まってしまう場面もあった。Queenの音楽をリアルタイムで聴いていた世代ではなくても、今まで普通に聴いていた「Don’t Stop Me Now」「Killer Queen」「I was born to love you」などのCM曲が、全く違う曲のような感触で耳に入ってくるようになった。
公式サイトでは、本作の公開を記念して、QueenのUKシングルを中心にした50曲のプレイリストから楽曲総選挙開催。“究極の1曲”を選び、Twitterで投票を募った結果が発表されている。発表された曲ごとにワンフレーズだけ試聴することも可能だ。また、Queenの公式YouTubeアカウントには、ライブ映像やMVがアップされており、当時の熱狂ぶりを見ることができる。本作をきっかけに、クイーンに魅了された人々はぜひ参考にして、より彼らの音楽の深みにはまってほしい。
参考:QUEEN楽曲総選挙<総合結果発表>|映画『ボヘミアン・ラプソディ』11.9公開
(文=編集部)
■公開情報
『ボヘミアン・ラプソディ』
全国公開中
監督:ブライアン・シンガー
製作:グラハム・キング、ジム・ビーチ
音楽総指揮:ブライアン・メイ(クイーン/ギター)、ロジャー・テイラー(クイーン/ドラム)
出演:ラミ・マレック、ルーシー・ボイントン、グウィリム・リー、ジョー・マッゼロ、ベン・ハーディ、マイク・マイヤーズ、アレン・リーチ
配給:20世紀フォックス映画
(c)2018 Twentieth Century Fox
公式サイト:http://www.foxmovies-jp.com/bohemianrhapsody/