【太ってみた】『レッド・デッド・リデンプション2』で限界まで太ったら戦闘力5のおっさんになった

 時間経過でヒゲが生え、食べなければ痩せ、食べ過ぎれば太る。『レッド・デッド・リデンプション2』は人間の生理現象までもシミュレーションする狂気じみたゲームだ。

 しかし、普通にゲームをプレイしている限りでは意外と太るのは難しい。大抵のプレイヤーはむしろ体重不足の状態が続いているのではないだろうか。

 別に太ったからといってゲームの進行に有利なことは起こらない。しかし、未開拓の地を開拓するのが西部時代のフロンティアスピリッツというものだ。私は限界まで太ったアーサー・モーガンの姿を見てみたい。だからこそ、この記事では思い切り主人公を太らせよう。

誰でも簡単に太れる3つの方法

 発売から時間が経っていないこともあり、主人公が太る条件についての詳細は明らかになっていない。だが、本作は「温度による馬の睾丸のサイズ変化」すらも描写している。それほどのリアリティを備えたゲームだ。太る条件も現実とそう大差ないはずである。

 そこで、今回効率的に太るために実行したのは以下の3点。

・よく食べる
・よく眠る
・可能な限り動かない

 これだけ、実にシンプル。太るのにテクニックはいらない。必要なのはただありったけの食料だけだ。

いざ進めやキッチン

 『レッド・デッド・リデンプション2』には効果も見た目もさまざまな食物が多数存在する。キャンプで仲間が作ってくれるシチュー。店で買える缶詰や果物。酒場の料理。そして、自らの手で狩りをして手に入れる肉や魚。これらはどれも貴重な栄養源だ。

 今回の検証では、運動によるカロリー消費を抑えるために店売りの食品を主食とした。太るためにウサギや鹿を追っかけ回しているようでは、デブは夢のまた夢だ。

 缶詰は手軽にエネルギー補給できる便利アイテム。次々と缶を開けていくと、空き缶が床に散らばっていく。ちなみに町の住民の目の前でひたすら空き缶を捨て続けても特に文句は言われない。缶詰を買い食いし、空き缶は店の前にポイ捨て。これぞ、まさしく“永遠の無法者”だ。

19世紀末アメリカ西部でニートになる

 ただ闇雲に食べるだけでは体重は増えない。『レッド・デッド・リデンプション2』では現実と同じく、食べてからある程度時間が経過しないと体重は増えないのだ。

 そこで、たっぷり食べた後はキャンプかホテルで半日ほど寝る。そして起きたら食べ、また眠る。このように、プロニートさながらの「食っちゃ寝サイクル」をいかに回すかが太るうえでは重要になってくる。

 今回の検証で最も効率よく「食っちゃ寝サイクル」を回せたのは、バレンタインでのホテルと食料品店の往復だった。所持数上限まで食べ物を買い込み、あとはホテルで買ってきたものを食べて寝る。起きたら残りの食料も食べて、もう一度買い出しに向かう。以下繰り返し……このサイクルで、モーガンの体重はあっという間に増加した(ただし列車強盗を繰り返して得たお金はあっという間に底をついた)。

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