『ときメモ』から『悪魔城ドラキュラ』まで 古参ゲーマーも唸らせる『ときめきアイドル』のコナミ名曲群

『ときメモ』から『悪魔城ドラキュラ』まで 古参ゲーマーも唸らせる『ときめきアイドル』のコナミ名曲群

 『beatmania』シリーズ以来、20年の音ゲー界を牽引してきたコナミが満を持して展開してきた『ときめきアイドル』。多様な競合アプリが群雄割拠する中で「アイドル育成タイプの音ゲー」という剛速球が投げ込まれた。

 まず、タイトルからして『ときめきメモリアル』を連想させるもので、ロゴの「ド」の濁点が旧コナミロゴのマークっぽくデザインされている点は最初の注目点だった。

 興味本位で遊び始めたところ「他社の音ゲーアプリを相当研究している」ことがよく分かる作りになっていた。5人のアイドルを選択し、衣装やアクセサリーを好みで着せ替え、音ゲーで遊べば歌とダンスが展開される。実にオーソドックスなスタイルと言って良いだろう。

 基本となる音ゲー部分は、5ヶ所に落ちてくるリズムノートをタップ、ホールド、スライドする、といったシンプルなもの。譜面難易度も類似アプリに倣い、簡単すぎるものから、ガチ音ゲーマー向けの高密度譜面まで幅広い難易度が用意されている。

 特に「おまかせライブ」と呼ばれるオートプレイモードの存在は画期的だ。この手の音ゲーアプリにありがちな「イベントプレイのために同じ曲を何十回もマラソンさせられる」際の負担が格段に軽くなっている。忙しい社会人や、他の類似アプリにおける「業務」が忙しい兼業プロデューサーにも優しい作りになっており、大変ありがたい仕様だ。

 「おまかせ」を行うにはプレイヤー自身が一度その手本を示す必要がある。これは本作のシステムで特に秀逸なところで、100点満点の見本が記録できれば100点相当に、70点の見本で任せれば70点なりのライブが展開される。このため、アイドルたちとともにプロデューサー自身のプロデュース能力(=音ゲー力)にも成長が求められる。セットしたお手本の有効期間は7日間であり、最低でも週イチでアイドル様たちの面倒を見て差し上げねばならないが、必要な「勤務時間」としては短いほうだろう。

 そして、本作には過去の「コナミ楽曲」が多く収録されているところも見逃せないポイントだ。サービス開始(2018年3月20日)の時点で、

・Twin memories (『Pop’nツインビー』および、ラジオ「ツインビーPARADICE」)
・二人の時(『ときめきメモリアル』)
・闘え!ダダンダーン(『究極戦隊ダダンダーン』)

からの新録カバー曲が用意されていた。それぞれコナミサウンドの歴史に輝くボーカル曲であり、往年のコナミファンであれば反応せざるを得ない絶妙なラインナップだ。近年では口うるさいマニア(筆者含む)から「過去IPの活用が下手でファン離れが」などの声が散見されていた中、突然の活用っぷりに驚きを隠せなかった。

 もちろんアイドル育成ゲームとしての側面も持ち合わせているため、歌とダンスが設定され、楽曲は新しく華やかに、楽しく生まれ変わっている。

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