SNS上では、「#TSUTAYA_AI」というハッシュタグをつけて、診断結果を投稿しているユーザーが多い。もともと好みだった映画を勧められている人もいれば、苦手意識を持っていたホラーを勧められている人も。食わず嫌いで、自身が触れてこなかったジャンルにも、改めて興味を持つことができ、Twitterにレコメンド結果を投稿して共有することで、タイムライン上でのフォロワーとの楽しみを広げることができる。

　著名人のコラボ店頭コーナー展開を実施しており、都内TSUTAYA数店舗では、「TSUTAYA AI」による堀江貴文、きゃりーぱみゅぱみゅ、池田エライザなどのTwitterアカウントの解析結果を展開。自身の検索だけでなく、Twitterアカウントが存在する全ての人のおすすめ映画を診断することができるので、気になっている著名人らのアカウントを入力して検索することも可能だ。

　Netflixやhulu、Amazonプライムなど、インターネット・ビデオ・オン・デマンドのサービスが充実し、現在は、数ある映画作品がすぐに観れる環境が整っている。その反面、作品数が膨大すぎて、どの作品から見るべきか悩む場面に遭遇する人々も多いのではないだろうか。一度、このようなサービスを使って、これまで観てこなかった作品系統の映画に触れて見るのも面白そうだ。

（文＝編集部）

■TSUTAYA AI概要
利用料金：無料
「TSUTAYA AI」公式ページ：https://tsutaya.ai

＜開発までの経緯＞
T-VENTURE PROGRAM第三期にて最終審査会に登壇した機械学習スタートアップ企業が、昨年4月にチームで株式会社TSUTAYAへ入社。お客様にとって最適な映画作品を提案することに顧客価値があると考え、国内最大級のラインナップを持つTSUTAYAにて研究・開発を継続。「TSUTAYA AI」の第一弾として、Twitterから映画をレコメンドするサービスをローンチ。