次期iPhoneの画像流出? 発売日や値段、スペックなど予想が続々報道

発表日は9/12?それとも...

 次期iPhoneの発表日についても、すでに複数の予想が報じらている。US版Forbesは、CNETが9/12と予想していることをふまえたうえで、あえて9/12とは違う日を予想している。近年のiPhoneの発表日は、9月の第1週あるいは第2週の火曜日か水曜日に集中している。今年で言えば9/4、9/5、9/11、9/12が発表候補日となる。

 Forbesの記事では、発表日は9月第1週になるだろうと見ている。その理由は、Appleが発表した直近の2018年第3四半期の業績が非常に好調だったことから、続く第4四半期の業績も伸ばすために一刻も早く次期iPhoneを発表したい、という思惑が働くと予想されるからだ。そうなると、候補日は9/4と9/5のどちらかになるのだが、9/4の前日の9/3はアメリカでは祝日(労働者の日)となっており、祝日の翌日は報道関係者の動きが鈍い傾向にあることから9/4は避けると思われる。すると、残る9/5が発表日となるわけである。

 次期iPhone発表会の招待状に関しては、8/30に送られると予想されている。この予想の根拠には、ドイツ・ベルリンで8/31から9/5まで開催される世界的規模の家電見本市IFAが関係している。IFAが開催される直前に件の招待状をメディア各所に送れば、同見本市のために集ったテック系メディアは次期iPhoneに関して活発に情報交換をすると考えられる。そうなれば、次期iPhoneに対するメディアの期待も膨らむだろう、というわけだ。

最上級モデルなら1,200ドルでも売れる?

 次期iPhoneの価格に関する予想も報じらている。Apple製品ニュース専門サイト『9to5Mac』の記事は、次期iPhoneの価格を予想するうえでiPhone Xの業績を無視することはできないと述べている。昨年999ドル(約11万円)で発売されたiPhone Xは、アナリストたちから高額すぎると批判された。しかし、Appleが2018年第2四半期においてiPhone Xがもっとも売れた機種だったと業績を発表したことで、アナリストの批判は的外れであったことが決定的となった。

 iPhone Xの成功によって、高額でも魅力なスマホであれば売れることが証明された。こうした事実をうけて、調査会社CCS Insghtのチーフ・リサーチ・アナリストであるBen Wood氏は、次期iPhoneの最上位モデルと目されるiPhone X Plusは1,200ドル(約13万円)であっても売れるだろう、と評している。

 次期iPhoneの発表まで1カ月余りとされる今月3日、Appleの株価時価総額がアメリカ企業ではじめて1兆ドルを突破したことが報じられた。次期iPhoneに関する噂や憶測を聞く限りでは、同社は依然として世界中のユーザの期待を集めているので、その成長を止めることは当分ないだろう。

トップ画像出典:Mirror「iPhone 9 leak suggests Apple's next smartphone could revert to a SINGLE-lens rear camera

吉本幸記
テクノロジー系記事を執筆するフリーライター。VR/AR、AI関連の記事の執筆経験があるほか、テック系企業の動向を考察する記事も執筆している。
Twitter:@kohkiyoshi

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