tofubeats、鎮座DOPENESSらが早くも活用 インスタ「IGTV」は音楽シーンに浸透するか?
インスタグラムを利用したものとしては、「IGTV」と併用したプランが考えられる。インスタグラムと「IGTV」を組み合わせたプロモーションだ。例えば、インスタグラム上にシングルのジャケット画像をアップし、「IGTV」にはシングルのMVをアップするなど、アーティストのブランディングを高める方法として定着していくかもしれない。
先に挙げたtofubeats、lute、P-VINEの動画は分数も短く、「YouTube」から転載されたものが多い。しかし「IGTV」は、まだ始まったばかりのサービスだ。音楽シーンに「IGTV」が浸透していくのはこれからである。MV発表の場はこれまで「YouTube」一強だったが、「IGTV」の利点をフルに活かしたコンテンツが登場すれば、音楽シーンにも変化が生まれる可能性がありそうだ。
■吉川敦
フリーライター。音楽と言葉が大好物。憧れの人物はアインシュタインとエルキュール・ポアロとアンディ・ウォーホル。