AbemaTV『ラストアイドル』でサムサムが悲願の初勝利 ピエール中野「アップデートしてきている」

 『ラストアイドル in AbemaTV』(AbemaTV GOLDch)が7月1日、放送された。

 ラストアイドルは秋元康プロデュースのもと、昨年2017年8月にスタートした同名オーディション番組から生まれたアイドルグループだ。同番組から1期生としてLaLuce、Good Tears、シュークリームロケッツ、Love Cocchi、Someday Somewhereの5ユニットが誕生。2ndシーズンではシングル表題曲を賭けたユニット対抗プロデューサーバトルを行い、秋元康プロデュース・シュークリームロケッツが勝利した。現在、テレビ朝日系で放送中の3rdシーズンでは12の椅子を奪い合う入れ替えバトルの2期生オーディションを開催中だ。

 今回、AbemaTVを舞台に行われるのは、プロデューサー対決の第2弾。前回に引き続き、秋元康、指原莉乃、つんく♂に加え、後藤次利、近田春夫の2名を新たに迎えた表題曲を賭けたバトルが今回から生放送で繰り広げられる。毎週2組がパフォーマンスを披露し、視聴者数と審査員2名(ピエール中野、竹中夏海)の合計3票で勝敗をジャッジしていく。

 前回までの総当たり戦結果は、近田春夫プロデュースのGood Tears、後藤次利プロデュースのLaLuce、つんく♂プロデュースのシュークリームロケッツがそれぞれ1勝を収めており、今回の第4試合では、秋元康プロデュースのSomeday Somewhereと、Good Tearsの対決が行われる。

 第2試合で「いつの日にかどこかで」を初披露するも、LaLuceに敗退してしまったサムサム。センターの間島和奏が「一番の課題は歌かなと思って、各々歌に力を入れて練習してきました」と語る通り、今回の対決に向け各メンバーはレッスンスタジオでの基礎からのボイスレッスン、自主レッスンに励んできた。先行でのパフォーマンスを終えたメンバーから猪子れいあが前回からの変更点について「みんなが動く部分のカノンを分かりづらいから、(振り付けの)先生と話し合ってより分かりやすく表現する振り付けになりました」、さらに籾山ひめりも「前回は緊張して顔が強張っていたんですけど、今回は笑顔で踊れたかなと思うので、雰囲気がまた一つ明るくなったかなと思います」と説明した。

 審査員のピエール中野は、前回のパフォーマンスを放送で観ていて歌に余裕がなかったと感じていたが、「それがほぼ修正されていたんですごいなと思いました。アップデートしてきている」と評価。竹中夏海は開口一番「泣いちゃいました」と話し、「すごい切実な感じで、熱風みたいなのがステージから届いた」と細かな振り付けのキレをポイントに挙げた。

 前回勝利を収めたGood Tearsは、プロデューサーの近田が伝えたいこととして「サビが倍になる」「もっと歌を上手くなれ!」「変えたかったら自分たちで変えても良いよ!」「目標は紅白歌合戦のトップバッターだ!」の4点を聞かされていた。試合ごとに変化をさせていくことを告げられたリーダーの池松愛理は、セルフプロデュースの是非に「プレッシャーというか。自分たちでやって、近田さんの思うような振りじゃなかったらどうしよう」と困惑。ステージングを終えたGood Tearsから代表して相澤瑠香が「前回は自由な振りが多かったんですけど、今回は決めるところは決める振りをみんなで考えならが追加したりもしたので」、池松も「サビを2倍くらい長くして、それをどう見せるのかすごい悩んで、歌割りとかも工夫しました」と説明。変化した曲調やサウンドに対しても振りが変更になっているようだ。ピエールは、「生で見る破壊力凄まじい」と吹っ切れたかっこよさを評価し、竹中は「メンバーから出てる陽のパワーみたいなのがすごくて。無敵になってきたな」とコメントした。

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