音楽シーンを変革したローランド『TR-808』、ユニクロ「UT」とのコラボでTシャツに

『TR-808』がUTに登場

 ローランドが、ユニクロ並びに同社のTシャツブランド「UT」と、2018春夏コレクション「The Brands-MASTERPIECE(ザ・ブランズ マスターピース)」でコラボレーションを展開する。コラボTシャツは日本を含む計19の国・地域で販売。日本では、ユニクロ全店とユニクロオンラインストアで、本日4月9日に発売されている。

 「The Brands-MASTERPIECE(ザ・ブランズ マスターピース)」とは、長年多くの人から定番品として愛されている商品を集めた「ザ・ブランズ」のコレクションだ。今回、世界のミュージック・シーンに大きな変革をもたらした製品として、ローランドのリズムマシン『TR-808』がモチーフに選ばれた。

 リズムマシン『TR-808』は1980年、1曲分のリズムを自由に作成できる画期的なリズムマシンとして発売。当時のヒップ・ホップ、ダンス・ミュージック、さらには現代のポップ・ミュージックにまで、ミュージシャンやプロデューサーの音楽制作に大きな影響を与えてきた機材だ。歯切れのよいスネア、重低音のバス・ドラム、特徴的なカウベルやハンドクラップ(手拍子)など、その独特なサウンドは、発売後30年が経ち既に販売終了となっている今もなお、根強く支持されている。国内では「ヤオヤ」の愛称で呼ばれており、最近では『TR-808』をテーマにした映画『808』や、世界的に大ヒットした楽曲「ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)」の制作に『TR-808』のカウベルのサウンドが使われたことで再注目を浴びた。

 現在では、『TR-808』の歴史を受け継ぎ、そのサウンドをコンパクト・サイズで忠実に再現した『Roland Boutique TR-08』や、『TR-808』のサウンドをより精密に再現しつつ大きく進化し、現代のクラブ・ミュージック、ライブ・パフォーマンスやレコーディングで活躍する最新型のリズム・マシン『TR-8S』などが販売され、人気を博している。

 Tシャツは、『TR-808』のパネル・デザインを軽快に描いた「ホワイト」と、赤やオレンジなどカラフルなリズム打ち込み用ボタンをシンプルにデザインした「ブラック」の2種類で販売される。音楽ファンにうれしいコラボTシャツ、気になる人は早めに手に入れよう。

(文=編集部)

■商品概要
商品名: The BrandsグラフィックT(ローランド・半袖)
サイズ: XS/S/M/L/XL/XXL/3XL/4XL (XS/XXL/3XL/4XLは一部店舗とオンラインストアのみ取扱い)
価格(本体価格): 990円(税別)
発売日: 2018年4月9日(日本)
販売店: 日本国内/海外のユニクロ店舗及びオンラインストア
販売国・地域: 日本、中国、韓国、香港、フランス、シンガポール、ロシア、台湾、タイ、フィリピン、インドネシア、アメリカ、オーストラリア、カナダ、マレーシア、UK、ドイツ、ベルギー、スペイン(19の国と地域)
商品情報: http://www.uniqlo.com/jp/store/feature/uq/ut/thebrands/

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