Snapchatが最大16人同時接続のビデオチャット機能をリリースーー“リアーナ事件”からの挽回なるか?
メッセージアプリ「Snapchat」に、最大16人のユーザーと同時にビデオチャットができる機能がリリースされることがわかった。日本時間4月4日、同アプリを展開するSnap社が伝えている。
同社によれば、今後はグループチャット画面でビデオカメラのアイコンをタップするだけで、ビデオチャットが利用できるようになるという。様々なマスクで顔をユニークに変える人気機能「フェイスレンズ」を使ったり、音声のみでチャットに参加したり、会話中にメッセージを送受信したりと、メンバーの都合に合わせてコミュニケーションが取れるようだ。
リリース当初は“SNS疲れ”を感じていた若い世代を中心に、「いいね」もコメントもする必要がなく、さらにログも数時間で消えるという気軽さで人気を博したSnapchatだが、Instagramが24時間で投稿が消える「ストーリー機能」を実装したこともあり、やや影が薄くなっていた。
今年3月には、リアーナと元交際相手のクリス・ブラウンのDV事件をジョークにした広告を掲載したことで騒動を巻き起こすなど、暗い話題もあったSnapchatだが、自由度の高いビデオチャット機能の導入で、コミュニケーションツールとしての存在感を増すことができるか、注目したい。
(文=平沢花彩)