さらに便利に、音質問題も解消ーーGoogle HomeがBluetoothスピーカー対応に

 Googleは3月28日(米国時間)、同社のアシスタントスピーカー「Google Home」のアップデートを配信し、Bluetooth機器に音楽等をストリーミングできるようにした。これまではオーディオ専門のストリーミングデバイス「Chromecast Audio」が必要だったが、今回のアップデートにより不要になる。

 アップデートはBluetooth機器全般が対応していることから、「Bluetoothスピーカー」に限定されず、「Bluetoothイヤホン」でも接続が可能になる。この機能を有効にするには、Google Homeアプリを開き、「デフォルトのスピーカー」から「Bluetoothスピーカーのペア設定」を選択し、Bluetooth機器とペア設定を行うだけだ。

 注意点は、あくまでもGoogle Homeの音源をBluetooth機器に送信することしかできないことだ。つまり、機器に搭載されているマイクから音声操作をすることができない。「OK Google」と音声操作をしたい場合はGoogle Homeが音を拾える範囲内いなければならない。ただし、大半のユーザーはGoogle Homeよりも音質の良い環境を構築したい、というのが主な目的のはずで、大きな問題はないかもしれない。

 前述のように、今回のアップデートで音源を送信する「Chromecast Audio」が不要になったのは、大きなポイントだ。Bluetooth機器をグループ化して同時再生させることも可能で、簡単に音響環境を整えることができる。

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