今やYouTubeも“アイドル戦国時代”に HKT48 朝長美桜、“博多弁講座”で好発進

[美桜の博多弁講座] 〜太宰府天満宮編〜

 初回はあくまで数多く存在する美容系YouTuberのひとり、という印象だが、2回目にアップされた「[美桜の博多弁講座] ~太宰府天満宮編~」は他ではあまり見ない破壊力のあるコンテンツだ。ネット上で"かわいすぎる"と話題となったこの動画は、朝長が博多弁で太宰府天満宮を紹介するデート風の映像で、朝長が話した博多弁の字幕が出て標準語に翻訳される。現役アイドルが発する博多弁は、実に心地良く魅力的である。これは博多で活躍するアイドルだからこそできるもので、他のAKBグループのYouTuberが(おそらく)やってこなかったジャンルだ。AKBグループは新潟や名古屋、大阪など各地方にあるのだから、このアイデアは他のメンバーも真似したくなるはず。

 朝長に続き同グループの宮脇もYouTubeのチャンネルを開設したことを受け、朝長はコラボしたいとTwitter上でつぶやいていた。AKBグループでは吉田朱里や市川美織などのNMB48勢がYouTubeを上手に活用している印象だが、後から参戦してきたHKT勢はどう視聴者の心を掴んでいくのか。今やYouTube界も“アイドル戦国時代”になりつつあるが、まずは好きな美容やファッションにまつわる動画をコツコツと続けて、“レア回”として博多弁講座や、コラボ企画を行えば他の美容系YouTuberとも差別化が図れそうだ。これからの朝長の動画に期待したい。

(文=本 手)

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