新沼謙治の記事・ニュース・画像一覧
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鳩とバドミントンをこよなく愛し、趣味が高じてバドミントン選手と結婚してしまった異色演歌歌手。東北訛り丸出しの朴訥とした人柄は、まさに"永遠の好青年"である。
個人的に忘れられないのは、新沼がデビューした年のレコード大賞。新人賞にノミネートされながらも、自分が受賞するわけがない、と信じて疑わなかった彼は、会場のロビーまで帰りかけていた。しかし、蓋を開けてみればデビュー曲「悲しみのヘッドライト」が新人賞を獲得。急いで呼び戻された彼は、照れながらも心を込めて歌った。何とも愛すべき男だ。こんな男に「嫁に〜、来ないか〜♪」などと歌われたら、二つ返事で身を投げ出す娘ッコも多いだろう(……今どきいないか、そんな娘)。
田中義剛とは対極に位置する田舎者……。これからも応援したい。