水木一郎アニキの隠れた名ゲームソング『バイオニックコマンドー』とは? 魂を震わせ、耳に焼き付く名曲を振り返る
故・水木一郎さんの隠れた名曲『バイオニックコマンドー』と、収録された同名ゲームについて振り返り、その魅力を紹介する。
水木一郎。この名前を知らぬアニメ・ファンは"モグリ"……いや、アニメ・ファンに限定しなくても、日本人なら彼の歌声を聴いたことのない人はいないはず。
ぼくらのバロム1(超人バロム・1)/マジンガーZ(マジンガーZ)/バビル2世(バビル2世)/侍ジャイアンツ(侍ジャイアンツ)/がんばれロボコン(がんばれ!!ロボコン)/キャプテンハーロック(宇宙海賊キャプテンハーロック)/ルパン三世 愛のテーマ(ルパン三世)/燃えろ!仮面ライダー(仮面ライダー)/グッドラック地球(ミクロマン)……などなどなど、今までに歌ったアニメ/戦隊モノの主題歌1000曲以上というカリスマ・シンガーである。そのアグレッシヴな歌唱は、まさに"闘い"の歌にこそ映える。幼い頃に、彼の歌を聴いて腹の底から勇気が出るような体験をした人は多いはずだ。
68年から歌い続けてきた水木だが、97年にレコード会社専属歌手としては掟破りの"フリー宣言"。以来、『24時間1000曲ライブ』を開催したり、影山ヒロノブや坂本英三らと共に「JAM(Japan AnimationSong Makers)Project」を結成したりと、アニメ・ソングを21世紀に残すべく精力的な活動を展開していた。ファンからは"兄貴"と慕われる好人物だ。
故・水木一郎さんの隠れた名曲『バイオニックコマンドー』と、収録された同名ゲームについて振り返り、その魅力を紹介する。
アニメ、特撮ソングの分野で活躍した歌手・水木一郎さん。小さなライブハウスから大規模なコンサート活動を多彩にこなす一方、民放の音楽…