『めおと日和』“瀧昌”本田響矢の可笑しくかわいい姿と切ない決断 甘やかな日常に変化?

イブニングドレス姿のなつ美が現れると、瀧昌は息を呑んだ。綺麗だと伝えたいのが顔に出ているのに、言葉を探すうちに眉間にまでしわが寄る。ようやく出てきたのは、いつもの「問題ない」。さらには、ドレスの背中が大きく開いていることに気づくと、今度は目が泳ぎ始める。とっさに自分の上着を着せようとするものの、着慣れない礼装のベルトが外れない。しまいには、「もうやめてくれ!」と半泣き状態になる瀧昌が可笑しいやら、かわいいやら。だが、撮影のあとにカメラマンから「ご両親と4人で」と声をかけられたシーンから、物語の輪郭がガラリと変わる。

ただの大家だからと遠慮する郁子(和久井映見)と邦光(小木茂光)に、瀧昌は「お二人は親代わりだと思っているので」と伝えた。子どもを望めず、邦光が家に迎えた瀧昌を、少年の頃から本当の息子のように見守ってきた郁子。その歴史があるからこそ、瀧昌もまた、自分たちを本当の親のように慕ってくれたことが、たまらなくうれしかったのだろう。4人が並んだ写真には、血の繋がりを超えた本物の「家族」の絆があった。
しかし、このあまりに温かい2つの家族の団欒を経て、瀧昌は切ない決断をしてしまう。なつ美を呉へ連れていっても、瀧昌はいつ出航して長く家を空けるかわからない。その間、なつ美は知り合いのいない土地で一人になる。今の家なら、何かあれば実家にすぐ行けるし、郁子も近くにいる。篤三が娘のことを思って安心だと言ったその距離に、なつ美にい続けてほしいという瀧昌の思い。深見に「呉へは俺が一人でいく」と告げるときの瀧昌には、篤三の前で微笑んでいたときのためらいが消えていた。

かたや、なつ美は、日光で道に迷っていた際に助けてくれた画家の町田(泉澤祐希)に再会。瀧昌への手紙にもっと色んな絵を添えたいと、絵を教えてほしいと頼む。一方は、妻の身を案じて一人で旅立とうとし、一方は、夫を喜ばせたくて内緒で絵を習い始める。だが、事情を知らずに町田と会うところを見たら、瀧昌は気を揉むだろう。なつ美だって、異動のことは一人で決めてしまう前に話してほしかったと思うかもしれない。お互いを深く思い合っているからこそ生じてしまった、優しいすれ違い。瀧昌の異動が決まった矢先に、なつ美のお腹に宿ったかもしれない新しい命も、二人の未来を大きく揺り動かしていくことになるだろう。
■放送情報
『波うららかに、めおと日和』(続編)
フジテレビ系にて、毎週木曜22:00~22:54放送
出演:芳根京子、本田響矢、生田絵梨花、小関裕太、小宮璃央、咲妃みゆ、小川彩(乃木坂46)、戸塚純貴、森カンナ、高橋努、紺野まひる、生瀬勝久、和久井映見
原作:西香はち『波うららかに、めおと日和』(講談社『コミックDAYS』連載)
脚本:泉澤陽子
音楽:植田能平
主題歌:Da-iCE「うららか」
挿入歌:BE:FIRST「夢中」
演出:平野眞、森脇智延(FILM)、國武俊文(FILM)
プロデュース:宋ハナ、貞松瑠南
制作プロデュース:古郡真也(FILM)
制作協力:FILM
制作著作:フジテレビ
©︎フジテレビ
公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/meotobiyori/
公式X(旧Twitter):https://x.com/meotobiyori




















