舞台『千と千尋の神隠し』千尋役7名が決定 乃木坂46 井上和、豊嶋花、平澤宏々路が初参加

舞台『千と千尋の神隠し』2026-2028ワールドツアーにて千尋役を務める7名のキャストが決定。橋本環奈、上白石萌音、福地桃子、森莉那に加え、新たに井上和(乃木坂46)、豊嶋花、平澤宏々路が千尋を演じる。
本作は、宮﨑駿監督によるスタジオジブリの長編アニメーション映画『千と千尋の神隠し』を舞台化したもの。2001年公開の同作は爆発的な大ヒットとなり、2003年には第75回アカデミー賞長編アニメーション映画賞を受賞した。舞台は2022年3月、東宝創立90周年記念作品として帝国劇場にて世界初演を迎え、以降国内外で上演を重ねている。
翻案・演出を手がけるのは、ミュージカル『レ・ミゼラブル』の世界初演の潤色・演出を担い、『ナイツ・テイル』『ダディ・ロング・レッグズ』などを生み出してきた英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー名誉アソシエイト・ディレクターのジョン・ケアード。かねてより『千と千尋の神隠し』のファンだったケアードは、2017年の来日の折にスタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーと対話し、宮﨑との対面も果たし、舞台化の許しを得た。
10歳の少女・千尋が引っ越し先に向かう途中、トンネルから八百万の神々の世界へ迷い込んで始まる物語。人間の世界に戻るために様々な出会いを経て、生きる力を呼び醒ましながら奮闘する千尋の姿が見どころとなる。
初演の成果により第47回菊田一夫演劇大賞を受賞、千尋役の上白石は第30回読売演劇大賞最優秀女優賞を受賞した。2024年にはロンドン・ウェストエンドのロンドン・コロシアムにて日本人キャストによる日本語でのロングラン上演(135公演)を果たし、約30万人を動員。英国の演劇賞「WhatsOnStage Awards」で最優秀新作演劇賞を受賞し、「Laurence Olivier Awards」では最優秀新作演劇作品賞(エンタテインメント部門)など4部門にノミネートされた。その後、2025年7・8月の上海公演(42公演)、2026年1月からの韓国・ソウル公演(94公演)もいずれも全日程完売となった。
2022年の帝劇初演以来、2026年3月のソウル公演千穐楽までに国内外で上演回数491回、動員数90万人を突破。2026年12月に開幕する台北公演中には、通算上演回数500回、総観客動員100万人を突破する見込みだ。
2026-2028ワールドツアーでは、2026年12月から台北・国家戯劇院を皮切りに、2027年3月から東京・明治座で3カ月のロングラン上演を行い、愛知、大阪、福岡、札幌と国内主要都市を巡回。さらにトロント・プリンセス・オブ・ウェールズ・シアター、ロサンゼルス・アーマンソン・シアターでの初上演を経て、2028年3月から7月にかけて4年ぶりのロンドン・コロシアム公演が予定されている。ロサンゼルスでの東宝演劇作品の上演は、1973年の『スカーレット』以来54年ぶりとなる。
初演から参加し座長としてカンパニーをけん引してきた橋本と上白石、2024年帝劇再演から参加し、ロンドン・ウェストエンドデビューを果たした福地に加え、アンダースタディとして千尋役を演じてきた森が本役として出演。日本公演では初お披露目となる。さらに翻案・演出のケアードのオーディションを経て、乃木坂46の井上、豊嶋、平澤の3名が新たに千尋役に決定。なお、井上は本作が個人初舞台にして主演、豊嶋は本作が初舞台にして主演となる。7名は2027年3月から5月に行われる明治座公演に全員出演する。
橋本環奈(千尋役)コメント
舞台『千と千尋の神隠し』ワールドツアー出演が決まって/世界の観客へ向けてのメッセージ
上海公演以来、再び『千と千尋の神隠し』の世界に帰ってこられることを、とても嬉しく思っています。日本のみならずこれまでの公演で出会った海外の皆さんや、舞台から見た景色は、今も私の中に大切に残っています。その経験を力にしながら、今回は新たな気持ちで、今の私だからこそ演じられる千尋を表現したいと思っています。
東京・明治座で日本の観客へ舞台を届けることについて
慣れ親しんだ作品だからこそ、初めてあの不思議な世界に足を踏み入れる千尋の驚きや戸惑い、そして一歩を踏み出す勇気を、改めて大切にし、「帰ってきた」という喜びと、「ここから始まる」という新鮮な気持ちを胸に、カンパニーの皆さんと一緒に、一公演一公演、心を込めて届けていきます。劇場で皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。
上白石萌音(千尋役)コメント
舞台『千と千尋の神隠し』ワールドツアー出演が決まって
千尋とまた旅に出られること、とてもとても嬉しいです。これまで国内外を巡ってきましたが、この作品がいかに劇場やお客さま方から沢山の影響をもらうのかということを、各地で驚きと共に感じました。新たに訪れる場所でも、その場所ならではの新鮮さを感じながら、変わらないものも大切にしながら、心を込めて演じます。
東京・明治座で日本の観客へ舞台を届けることについて
これまで一緒に頑張ってきた戦友たちとの再会も、新しい、嬉しい出会いも、とても楽しみです。お互い知恵を出し合い、皆さんから学びながら、より作品への向き合いを深めていきたいです。またみんなで交換ノートもできたらいいなあとワクワクしています!そして明治座の由緒正しく美しい空間に、この作品が溶け込むのがとても楽しみです。
世界の観客へ向けてのメッセージ
この作品に触れるたびに、千尋くらいの頃の童心にふと返ったような気になります。同時に、歳を重ねれば重ねるほど心により深く響く作品でもあり、これが、スタジオジブリ作品が世界中で愛され続ける理由の一つなのではないかと思います。心身を目一杯注ぎながら、心が一杯に満たされるこの舞台が大好きです。全員で、全身全霊でお届けします。ぜひ劇場にお越しください!
福地桃子(千尋役)コメント
舞台『千と千尋の神隠し』ワールドツアー出演が決まって
舞台『千と千尋の神隠し』ワールドツアーが決定したこと、とても嬉しく思っています。
今回もチームの一員として、素敵なカンパニーの皆さんと共に、世界中の皆さんに作品を届けられることを心から楽しみにしています。
2024年のロンドン公演から海外での公演が始まり、上海や韓国など、世界へと広がっていく作品の姿を近くで感じてきました。公演を通して、その土地の文化に触れ、たくさんの方と交流できた時間は、この先も大切にしたい、あたたかい記憶として残っています。
東京・明治座で日本の観客へ舞台を届けることについて
今回は、明治座での公演も決定しました。
歴史ある明治座の舞台に立たせていただけることを心待ちにしながら、当日そこに集まるお客さんの力と一体になって、素敵な時間を一緒につくれたらと思っています。
本作は、なるべく人力にこだわりながら物語を展開させ、登場する生き物たちを動かしていきます。それぞれの劇場できっと感じ方も変わるのではないかなと思います。空間との相性も見どころのひとつなので、そんなところも楽しんでいただけたら嬉しいです。
世界の観客へ向けてのメッセージ
とても大きなカンパニーなので、毎公演いろんな組み合わせが生まれ、そこに生まれる空気も変化し、日々発見や驚きを感じながら参加させていただいている感覚があります。
これからまた新しい場所で、たくさんの方と出会い、作品を届けられること、あらためて「千尋」として過ごせる時間を大切に、精一杯務めさせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
森莉那(千尋役)コメント
ロンドン・上海・ソウルでのアンダースタディとして出演した経験
2年前に初めて舞台『千と千尋の神隠し』のアンサンブルオーディションを受けました。幼少の頃からジブリの『千と千尋の神隠し』が大好きな作品だったため、「この作品に千尋として舞台に立てたならどれだけ幸せだろう」と思ったことを覚えています。これまでロンドン、上海、ソウルの3都市で、千尋のアンダースタディ、そしてスイングとして、作品に関わらせていただきました。製作発表で上白石萌音さんが「千尋を5人で作っている」と言ってくださり、初演から関わっている橋本環奈さん、そして新しく加わった川栄李奈さん、福地桃子さんの4人が、立場は違っても同じ千尋として私を温かく迎え入れてくださり、皆さんの千尋を一番間近で見ながらたくさん勉強させていただき、ロンドン、上海、ソウルと過ごしてまいりました。
初演から繋がれてきた「千尋の交換ノート」があり、ダブルキャスト等で劇場に来られない日の出来事やアドバイスを書き留めていたのですが、私も声をかけていただき5人で交換ノートをしたり、稽古場で初めて通し稽古をさせていただいた際、見守っていた千尋役の皆さんたちが泣きながら「良かったよ」と言ってくださったことが自分の大きな自信になり、かけがえのない貴重な体験となりました。
東京・明治座で日本の観客へ舞台を届けることについて
明治座は自分がプロとして初舞台(ミュージカル『薄桜鬼 志譚』土方歳三 篇・2018年)を踏んだ思い出の場所であり、そこで千尋役として立てることにご縁を感じており、とても嬉しいです。奈落、花道などの明治座ならではの舞台機構がどのように演出されるのか楽しみです。歴史ある明治座という場所で、日本生まれの『千と千尋の神隠し』をお届けできることがとても楽しみです。
世界の観客へ向けてのメッセージ
今回、本役として舞台に立つことが決まった時は、嬉しい気持ちの一方で、信じられないような夢のような気持ちでドキドキしていました。作品を心待ちにしてくださっている多くのお客様に真摯にお届けしたいですし、アンサンブル、スウィング、アンダースタディとさまざまな角度から作品に参加してきたキャストとして、舞台上で「千尋が生きている」と信じていただけるような千尋をしっかり作っていきたいです。
井上和(千尋役)コメント
舞台『千と千尋の神隠し』ワールドツアー出演が決まって
大好きなこの『千と千尋の神隠し』の世界に自分も入れると思うと、今からとってもワクワクしていますが、同時に好きだからこそ、これが本当に現実なのかと疑ってしまいたくなるような、ふわふわとした気持ちです。
幼いころ、宮﨑駿監督の映画作品には、たくさんパワーをもらってきました。ちょっと不思議で、それでも美しい世界観や、千尋という女の子の日常がガラリと変わっていく様子を見ていると、私も明日はもう少し強くなれる気がしました。そういったところが『千と千尋の神隠し』の魅力だと考えています。
オーディションのエピソード
舞台のオーディションを受けさせていただくのが初めてで、オーディションの日のことを思い出すと、演出のジョン・ケアードさんとの会話の6、7割は乃木坂46での活動についてお話させていただいたような記憶です。「歌って踊ることが大好きなんです」と言ったら、ジョンさんに「じゃあ歌って踊ってみてください」と言われ、その場で『Same numbers』という楽曲を歌唱させていただきました。
印象に残っているのは、演技のご指導をいただく場面があり、ジョンさん自らスタジオの中を駆け回ったり千尋のリアルな心情を体を使って教えてくださったのがすごく嬉しかったです。そのおかげでより千尋の理解が深まりました。
東京・明治座で日本の観客へ舞台を届けることについて
ここまで初演から先輩方が積み上げてこられたものに、私は今回新たに参加させていただくので、大好きな作品ということもあり、とても緊張しております。
尊敬する皆様と一緒に稽古ができる日々は楽しいだろうなという思いと、反対に本当に自分で大丈夫なんだろうかっていう不安に襲われる日々ではあります。
皆さんからたくさんのものを吸収して、私も千尋として生きることができるのが夢のようです。精一杯頑張りたいなと思います。
明治座には乃木坂46のメンバーも何人か立たせていただいていて、それを観に行ったこともあります。あの舞台に自分も立つことができるのかと思うとすごく楽しみですし、明治座の雰囲気も、ちょっと油屋に似ている気がしていて、すごく好きです。客席と舞台の距離感も近くて、今から明治座の舞台に立てるのがとても楽しみです。
世界の観客へ向けてのメッセージ
舞台『千と千尋の神隠し』韓国公演を拝見しましたが、劇場でファンの皆様の愛と熱をすごく感じました。
言葉という壁を飛び越えて伝わるこの作品の魅力を、できるだけたくさんの人に日本語で届けられるように、頑張らなければいけないと思っています。
そして、何よりも私自身が一番愛を持ってこの作品に向き合っていくことが大切だなとすごく感じてます。愛を込めて千尋を演じさせていただきますので、ぜひ楽しみにしていてくだされば嬉しいなと思います。
豊嶋花(千尋役)コメント
舞台『千と千尋の神隠し』ワールドツアー出演が決まって
私にとって人生初の舞台となるのがこの『千と千尋の神隠し』です。
千尋役を演じさせていただけるということにこの上ない喜びを感じております。
その喜びのあまり、まだ信じきれていないくらいです。今から緊張しているんですけれども、楽しんで作り上げていくということも意識して、精一杯頑張っていきたいと思います。私は銭婆の「一度あった事は忘れないものさ、思い出せないだけで」というセリフがすごく好きです。今まで経験してきたことは、いいことも悪いことも、全て胸の中にしまってあって、それは思い出せなくても、明日を生きる希望になっているということが、幼少期の頃から自分に言われてるような感覚がありました。
舞台版を拝見して、セットの壮大さと、パペットがパペットに見えないキャラクターの動き方や、演者の皆さんの表現力で、アニメを見ることとはまた違う、感じるものがありました。その皆さんのお芝居を生で見られることがこれから楽しみで幸せだと思いましたし、その世界にまさか自分が入れるなんて、本当に頑張らなきゃなと背筋が伸びる思いです。
オーディションのエピソード
オーディションの際には子供を無理に演じようとしすぎなくていいから、花さんが思う千尋を思うように演じてみてほしいと言っていただけました。初舞台でもありますし、子供を演じる上で迷っていた部分があったので、おかげでリラックスして演じることができたなと思っています。
幼い頃から長くお芝居を演じていますが、舞台では一から学んでいきたいと思っています。千尋役の皆様から刺激をもらいながら、自分もぐんぐん成長して、いずれは皆さんに刺激を与えられる存在になれるように精進していきたいなと思っています。
明治座で舞台『千と千尋の神隠し』を演じることについて
歴史ある明治座の舞台に演者として立てることが本当に幸せ者だなと思います。
千尋を演じるということをすごく真摯に受け止めております。舞台全体にそびえる圧巻の湯屋のセットの中を、駆け回る千尋を体全体で演じることが楽しみです。頑張ります。
世界に羽ばたく舞台『千と千尋の神隠し』に、私も全力で飛び込めるように頑張りたいなと思います。
平澤宏々路(千尋役)コメント
舞台『千と千尋の神隠し』ワールドツアー出演が決まって
ジブリ作品も幼い頃から見てきた私が、舞台『千と千尋の神隠し』に参加できるのは、今まで自分が自分と向き合って積み重ねてきた時間があって、そしてたくさんの方に支えられてきた時間があるから、すごく素敵な実を結んでくれたのだと思っています。
千尋として生きられることが今からすごく楽しみです。頑張ります。
幼い頃に映画を見た時は、あの不思議な世界観に圧倒されてしまって、祠とか石像がちょっと怖く感じたのを今でも覚えています。その後に見返して、銭婆と銭婆が「お前はここにいな」と声をかけるカオナシの関係や、リンさんの魅力など、見るたびに引き込まれる箇所がどんどん増えていくのがこの作品の魅力だと思います。
オーディションのエピソード
緊張の中、冒頭のシーンを演じました。その時にアドバイスをいただいたことがあり、舞台は遠くまでお客さんがいるので、独り言でも遠くまで届けないといけないから大きな舞台でたくさんの人がいることを感じながらやってみてほしいという風にアドバイスをいただきました。ずっと映像作品ばかりやっていたので、その感覚が少し難しいなと思ったのですが、そこがやっぱり舞台の面白さの一つなのだとも思っています。
世界の観客へ向けてのメッセージ
多くの方が作り上げている世界がすでにあるので、学べることをたくさんスポンジのように吸収して、とにかく全力で食らいついていきたいなと思います。
その過程で自分の中の千尋を見つけて構築していきたいと思います。舞台の経験がないので分からないことが多く、不安な部分もありますが、一生懸命自分らしく出来たらいいなと思っています。宮﨑駿監督が作り上げた千尋の不思議な体験を、皆さんに劇場で感じていただけるように全力で演じます。
■公演情報
「舞台『千と千尋の神隠し』2026-2028ワールドツアー」
《国内ツアー》
2027年3〜5月:東京/明治座
2027年6月:愛知/御園座
2027年6〜7月:大阪/梅田芸術劇場メインホール
2027年7〜8月:福岡/博多座
2027年8月:北海道/札幌文化芸術劇場 hitaru
《海外ツアー》
2026年12月17日〜2027年1月31日:台北/国家戯劇院
2027年5月6日〜8月15日:トロント/プリンセス・オブ・ウェールズ・シアター
2027年9月2日〜10月24日:ロサンゼルス/アーマンソン・シアター
2028年3〜7月:ロンドン/ロンドン・コロシアム
原作:宮﨑駿
翻案:ジョン・ケアード
共同翻案:今井麻緒子
オリジナルスコア:久石譲
音楽スーパーヴァイザー・オーケストレーション・編曲:ブラッド・ハーク
音楽スーパーヴァイザー補・オーケストレーション・Abletonプログラミング:コナー・キーラン
美術:ジョン・ボウサー
パペットデザイン・ディレクション:トビー・オリエ
振付・ステージング:井手茂太
照明:勝柴次朗
音響:山本浩一
衣裳:中原幸子
ヘアメイク:宮内宏明
映像:栗山聡之
音楽監督:深澤恵梨香
舞台監督:北條孝
アソシエイト・クリエイティブ・ディレクター:今井麻緒子
演出補:永井誠
プロデューサー:尾木晴佳
演出:ジョン・ケアード
協力:スタジオジブリ
製作:東宝株式会社


































