韓国発の長編アニメーション映画 『ノルドコレアの恋』2027年1月公開決定

『君の名は。』『すずめの戸締まり』のコミックス・ウェーブ・フィルム海外劇場アニメーション配給第2弾として、韓国発の長編アニメーション映画『The Square(英題)』が、『ノルドコレアの恋』の邦題で2027年1月に全国公開されることが決定した。
本作は、アヌシー国際アニメーション映画祭で審査員賞を受賞したほか、東京アニメアワードフェスティバルではグランプリを獲得し、世界各地30の映画祭で9つの賞に輝くなど、高い評価を得た韓国発の長編アニメーション。韓国映画アカデミー(KAFA)の卒業制作作品であり、長編監督デビューとなるキム・ボソル監督が、少人数のスタッフと共に約6年もの歳月をかけて完成させた。
映画タイトルの「ノルドコレア」は、スウェーデン語で「北朝鮮」を意味する。その名の通り、本作は北朝鮮の首都・平壌を舞台に、スウェーデンから赴任してきた外交官・ボーリと、平壌に住む交通警察官・ボクジュが惹かれ合う姿をすくい取る。国籍や立場の違いが許さない想いをふたりが静かに通わせる一方、彼らを密かに監視する通訳官・ミョンジュンもまた、葛藤を抱えながらその関係を見つめ続けていた。閉ざされた世界のなかでそれぞれの想いが交錯し、物語は思いもよらない方向へと動き出す――。膨大な資料のリサーチや脱北者へのインタビューを重ね、容易に足を踏み入れることのできない平壌という街を、独創的なタッチと繊細な映像表現で描き上げた。
公開されたティザーポスターでは、平壌の象徴でもある金日成広場を背景に、雪が舞う夜の街の中、一台の自転車に乗るボーリとボクジュの姿が描かれている。
あわせて公開された特報映像は、ボーリとボクジュが人目を忍んで心を通わせる姿から始まる。自由に会うことも、想いを口にすることも許されない二人。そして、その関係を監視する通訳官ミョンジュン。ボーリがスウェーデンへ帰国する日が迫るなか、ボクジュが突然姿を消し、二人の恋は張り詰めた空気を帯びていく。ボクジュを捜すため平壌の街を奔走するボーリと、国家への忠誠と自らの感情の間で揺れるミョンジュン。少ない台詞と詩的なイメージによって浮かび上がるのは、異なる立場に置かれた三人それぞれの孤独と、誰かを想う切実な気持ち。静かに育まれた恋がやがて大きく揺れ動いていくさまが映し出されている。
■公開情報
『ノルドコレアの恋』
2027年1月より全国順次公開
声の出演:チョン・ウンジョン、イ・チャンヨン、イ・ガヨン
脚本・監督:キム・ボソル
助監督・プロダクションデザイン:オ・ユジン
提供:韓国映画振興委員会
制作:韓国映画アカデミー(KAFA)
配給:コミックス・ウェーブ・フィルム
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