櫻井海音「サッカーをやってきたことは無駄じゃなかった」 『ブルーロック』蜂楽役が転機に
潔と蜂楽にも重なった高橋文哉との関係性
――主人公・潔世一役の高橋文哉さんとは共演シーンも多かったと思います。撮影当時はどんな関係性だったのでしょうか?
櫻井:文哉くんといろいろ話せるようになったのは、実は映画の撮影が終わってからなんです。同世代の俳優の中でも、僕は文哉くんに対して本当にリスペクトしかなかったですし、現場では僕自身、少し気を使いすぎていたところもあったと思います。でも、それくらい現場で見せてくれる文哉くんの姿や、座長として背負っているものが本当にすさまじかったんです。みんなそこに引っ張ってもらっていました。だからこそ僕は、これだけ大きな期待を背負う作品のプレッシャーの中で、弱さを見せずにずっと現場に立ち続けている彼をどう支えられるか、自分にできることはないかと考えながら過ごしていました。もちろん、みんなでご飯に行ったり話したりはしていましたけど、撮影当時は今ほど深い関係ではなかったですね。
――「座長を支えたい」という思いは、具体的にどんな行動につながっていたのでしょう?
櫻井:蜂楽が潔のことをずっと見ているように、僕も文哉くんのことをよく見ていました。撮影をしていないときや、ちょっとした休憩中も「文哉くん、今何しているんだろう」と気にしていましたね。
――潔と蜂楽も、お互いを意識しながら成長していく特別な関係ですよね。櫻井さんは、2人の関係性をどう捉えていましたか?
櫻井:蜂楽からすると、潔に出会えたことが『ブルーロック』に来て得た何よりも大きなものだと思いますし、ちゃんとお互いに作用し合っている関係ですよね。それも、言葉で何かを伝え合うというより、お互いに感じ取っている部分がすごく大きいのかなと思います。きっと、お互いがお互いを必要としているような感覚があるんじゃないかな。
――お話を聞いていると、潔と蜂楽の関係性が、高橋さんと櫻井さん自身の関係にもどこか重なっていたように感じます。
櫻井:そうですね。潔と蜂楽の関係性と、文哉くんと僕の関係性はすごくリンクしていたと思います。文哉くんが主演として、座長として見せてくれる姿に僕はすごく惹かれましたし、「この人の後ろについていきたい」と思った。文哉くんも、たぶんそんな僕のことを見てくれていたんじゃないかなと思います。だから、そこは文哉くんじゃなきゃいけなかったし、文哉くんだったからこそ、ちゃんとリスペクトを持ちながら一緒にいられたんだと思います。馴れ合いではないというか。潔と蜂楽も、決して馴れ合いの関係ではないじゃないですか。そういうところも、僕たちの関係とすごく似ていたのかなと思いますね。
「サッカーをやってきたことは無駄じゃなかった」
――『ブルーロック』は櫻井さんにとってどんな作品になりましたか?
櫻井:ものすごく大きな作品ですね。僕は小さい頃から10年以上サッカーをやっていて、サッカー選手にはなれなかった。その後、音楽を始めて、そこから俳優を始めたので、今回この作品に出られたことで、「あれだけサッカーをやってきたことは無駄じゃなかったんだな」と、すごく救われた気持ちになったんです。少しでも日本のサッカーに恩返しができたのかなとも思っています。正直、もしこの作品に出られていなかったら、俳優を辞めていたんじゃないかと思うくらい(笑)。それくらい僕にとって『ブルーロック』に出演することには大きな意味がありました。キャストが発表されるときに、もし自分以外の俳優が蜂楽を演じることになっていたら、「自分はこれだけサッカーを頑張ってきたのに、なんで選ばれなかったんだろう」と思ってしまっていたと思う。それくらい出演したかった作品ですし、間違いなく自分の俳優人生における一つの転機になったと思います。
――だからこそ、蜂楽を演じられたことには、また特別な思いがありそうですね。
櫻井:純粋に嬉しかったです。もともと原作を読んでいて、本当に好きなキャラクターでしたし、プロデューサーさんたちからも「蜂楽は本当にサッカーができないと演じられない」と聞いていたので、今は胸を張って、「自分が蜂楽でよかった」と思っています。
■公開情報
『ブルーロック』
全国公開中
出演:高橋文哉、櫻井海音、高橋恭平、綱啓永、野村康太、K(&TEAM)、青木柚、西垣匠、富本惣昭、倉悠貴、東啓介、畑芽育、窪田正孝
監督:瀧悠輔
脚本:鎌田哲生
原作:金城宗幸・ノ村優介『ブルーロック』(講談社『週刊少年マガジン』連載)
主題歌:Ado「モンストロ」(Capitol Records/ユニバーサル ミュージック)
制作:CREDEUS
製作:CK WORKS
配給:東宝
©金城宗幸・ノ村優介/講談社 ©CK WORKS
公式サイト:BLUELOCK-MOVIE.JP
公式X(旧Twitter):BLUELOCK_MOVIE
▼櫻井海音 チェキプレゼント▼
櫻井海音のサイン入りチェキを1名様にプレゼント。応募要項は以下の通り。
<X(旧Twitter)からの応募>
リアルサウンド映画部公式Xをフォロー、本記事の投稿、または応募投稿をリポストしていただいた方の中から抽選でプレゼントいたします。
<Instagramからの応募>
リアルサウンド公式映画部Instagramをフォロー、本記事の投稿にいいね&コメントしていただいた方の中から抽選でプレゼントいたします。
当選者の方には、リアルサウンドXアカウント、もしくはInstagramアカウントよりDMをお送りさせていただきます。
※非公開アカウント、DMを解放していないアカウントからの応募は抽選対象外となりますのでご注意ください。
※当選後、住所の送付が可能な方のみご応募ください。個人情報につきましては、プレゼントの発送以外には使用いたしません。
※当選の発表は、賞品の発送をもってかえさせていただきます。
※当該プレゼントは、応募者が第三者へ譲渡しないことが応募・当選の条件となります(転売、オークション・フリマアプリ出品含む)。譲渡が明らかになった場合、当選は取り消され賞品をお返しいただく場合がございます。
<応募締切>
9月2日(水)