富田健太郎主演映画『尖閣1945』に西岡德馬、遠山景織子、具志堅用高、榎木孝明ら出演
2027年に沖縄先行公開/全国公開される五十嵐匠監督作『尖閣1945』の追加キャストとして、西岡德馬、遠山景織子、具志堅用高、大地康雄、榎木孝明の出演が発表された。
本作は、太平洋戦争末期、尖閣諸島で起こった実話を描くヒューマンドラマ。
米軍が上陸した地上戦を経て、沖縄では第32軍総司令官牛島満大将が自決。日本の敗北が決定的となった。しかし八重山諸島ではその後も散発的にアメリカ軍の攻撃が続き、避難命令や疎開命令が出されていた。石垣島では台湾への疎開のため、戦時徴用船として2隻の船が使われることになった。潜水艦等が危険な与那国島からのコースを避け、尖閣諸島近くを迂回して台湾へ向かったのだ。1945年7月3日午後、米軍機による攻撃を受け、1隻は炎上・沈没。もう1隻は機関故障で漂流。疎開者の貴重な命が失われ、多くの人々が海に投げ出された。生き残った疎開者たちは、生きるための「真水がある」魚釣島を目指した。幸いにも人々は魚釣島に辿り着いたが、食糧がすぐに底をつき、飢餓が襲う。やがて人々は、石垣島へ助けを求めるためにサバニ(小舟)をつくることを決意する。飢餓の中で、次第に形になっていくサバニ。そしてサバニは完成し、8人の若者が荒ぶる海に立ち向かっていく。
監督を務めるのは、『島守の塔』の五十嵐匠。映画の舞台となる尖閣諸島の魚釣島での撮影が不可能な中、石垣市の全面協力のもと、戦後80年の時間とともに忘却の彼方に埋もれた歴史的事実とそこに生きた人々をスクリーンに映し出した。
主人公の金城嘉吉を演じるのは、2011年にスカウトされモデルデビューしたのち、NHK朝ドラ『花子とアン』や矢口史靖監督作『サバイバルファミリー』などに出演した富田健太郎。『i ai』に続き映画主演2作目となる本作では、監督が本作のために有名無名かかわらず数多くの俳優と直接面談し、嘉吉役に最適だと感じて決定。魚釣島に漂着するも病や飢餓で命を落としていく仲間たちを助けるために立ち上がる若き水軍兵役に挑んだ。5人の子どもと魚釣島に漂着し、病や飢えに苦しみながらも子どもたちを守り抜こうとする花城ヨシ役を、羽田美智子が担当する。
エミー賞過去最多となる18冠を受賞したアメリカ時代劇ドラマシリーズ『SHOGUN 将軍』などの西岡をはじめ、遠山、具志堅、大地、榎木が出演。また、沖縄を代表する書家の一人である茅原南龍が題字を担当した。
コメント
西岡德馬
私の生まれる前の年1945年、昭和20年は日本建国以来最大の苦しみが有りました。広島、長崎に原爆を投下され終戦を迎える数ヶ月前、日本中で戦闘員、非戦闘員の区別無く亡くなっていったこの事実、決して忘れてはいけない事です。団塊の世代の私がいつも思っている事、あの戦争後の日本はあの時代の人たちの礎の上に成立っている事をしっかりと伝えなければいけないと言うことを! その切なる思いで、この映画に参加させて頂きました!
感謝です!
遠山景織子
五十嵐監督のもと、スタッフ・キャストが一丸となり、そして石垣島の皆さまの温かいご協力をいただきながら、映画『尖閣1945』が完成しました。生きること。命を懸けて子どもを守ること。守りたくても守りきれなかった想い。そして、見たくない現実を目の当たりにすること。さまざまな感情を抱えながら、川平トシとして必死に生き抜いた日々でした。今を生きる私たちは、多くのものが手に入る時代を生きています。だからこそ、この史実が一人でも多くの方に届き、平和や命について考えるきっかけとなることを心から願っています。
具志堅用高
故郷の石垣島での撮影ということで、
少しでもお役に立てればと思い、
演技は上手ではありませんが、
一生懸命演じさせていただきました。
色々な方々に観てもらえると嬉しいです!
大地康雄
中山市長はじめ皆様には臨場感のある素晴らしい作品にご尽力頂きありがとうございました。私の母と兄は終戦当時、台湾でマラリアに感染し半死半生の中、宮古島の親戚に助けられ生き延びて困難を乗り越え、やがて父と再会し私が生まれました。今回の役は、母への感謝の気持ちでやらせて頂きました。
榎木孝明
戦後81年が過ぎた今、戦争体験者が語れなかった多くの現実が眠っています。戦争の犠牲者でもある彼等の未来に託す気持ちを、石垣の暑い日のもとで痛いほど感じて撮影に臨んでいました。これは多くの人に知ってほしい歴史です。
■公開情報
『尖閣1945』
2027年沖縄先行/全国ロードショー
出演:富田健太郎、羽田美智子、西岡德馬、遠山景織子、具志堅用高(友情出演)、大地康雄(特別出演)、榎木孝明
原作:門田隆将(『尖閣1945』産経新聞出版刊)
エグゼクティブプロデューサー:中山義隆
Co.エグゼクティブプロデューサー:武田義輝
監督:五十嵐匠
企画:足立喜之
プロデューサー:菊池淳夫
脚本:五十嵐匠、菊池淳夫
メインタイトル:茅原南龍
音楽:安川午朗、海田庄吾
製作プロダクション:ストームピクチャーズ
配給:彩プロ
製作:石垣市
2026年/日本/カラー/ビスタ/DCP/5.1ch/118分/映倫:G
©︎石垣市
公式サイト:https://senkaku1945.ayapro.ne.jp/