藤原季節、『風、薫る』寛太役への反響に驚き 「たった1日でこんなに人生が変わるのか」
NHK連続テレビ小説『風、薫る』より、寛太を演じる藤原季節のインタビューコメントが公開された。
朝ドラ第114作目となる本作は、明治時代の医療看護の世界を舞台に、トレインドナースを目指す2人の女性の成長を描くバディドラマ。
藤原が演じる寛太は、鹿鳴館で主人公のひとり・大家直美と知り合った海軍中尉・小日向栄介として登場するが、その正体は金もうけのためにいくつもの顔を使い分ける詐欺師。「自分を捨てた母親の顔を見てみたい」という直美に興味を持ち、母親探しに手を貸すようになる人物だ。
藤原は反響について「小日向が寛太(=詐欺師)だとばれてからの反響は自分が想像していたより何倍も大きいです。たった1日でこんなに人生が変わるのかと思ったくらいで」と語り、団子屋で初めて直美と話すシーンでは「寛太の複雑な内面や愛きょうを盛り込んで演じた」と明かしている。
また、直美にとって重要な第17週については「脚本がすばらしすぎて僕、泣いたんですよね」とコメントしている。
藤原季節(寛太役)コメント
寛太役への反響について
小日向が寛太(=詐欺師)だとばれてからの反響は自分が想像していたより何倍も大きいです。たった1日でこんなに人生が変わるのかと思ったくらいで。どこに行っても「寛太、寛太」と言っていただけて、こんなに届くものなのかと驚いています。
団子屋で初めて直美と話すシーンでは寛太の複雑な内面や愛きょうを盛り込んで演じたのですが、視聴者の皆さんにそれがきちんと届いて、寛太を愛し始めてくださったことが伝わりうれしかったです。
『風、薫る』の放送を毎日楽しみにしているので人生で初めて土日がつまらないです。自分が出ていないシーンも脚本でイメージしていたセットが実際は全然違っていたりすることも楽しくて“朝ドラ”ってすごいなと思いながら見ています。
直美にとって重要な週となった第17週について
第17週の脚本がすばらしすぎて僕、泣いたんですよね。
数日前から文を演じる内田慈さんの集中力がすごくて。この役を生き切るというかこの週にかける思いが伝わってきました。
寛太が文をおんぶしに家に行くシーンがありましたが、文の部屋を見た瞬間「こんなにつつましく暮らしていたのか……」と気持ちが込み上げてしまいました。遊んでいる気配も恋人がいる気配もない、ただ一人で暮らして直美のためにコツコツお金を貯めていたのだとあの部屋を見た瞬間に感じ、目の前に立っている内田慈さんと上坂樹里さんが本当に親子に見えてきてしまって……この週はやばいなって。
この先の寛太について
寛太って大物になりそうな予感がしません? 病院の建設費用出しちゃうくらいの大金を稼ぐ、うさんくさいおじいちゃんになるとか(笑)。
とりあえず自分の中で勝手に決めてしまっていることがあるんですけど……生き抜く。死なない。それだけは決めています。
孤独を知り、時代の裏側を見てきて、人に本心を明かさない強さを持っている寛太。そういう人間にこそ「俺は生き抜いたぞ!」と言ってほしい。
この先、どのように明治という時代を生き、直美とどんな関わりをするのか、僕が一番気になっています。
■放送情報
2026年度前期 NHK連続テレビ小説『風、薫る』
NHK総合にて、毎週月曜から金曜8:00~8:15放送/毎週月曜~金曜12:45~13:00再放送
NHK BSプレミアムにて、毎週月曜から金曜7:30~7:45放送/毎週土曜8:15~9:30再放送
NHK BS4Kにて、毎週月曜から金曜7:30~7:45放送/毎週土曜10:15~11:30再放送
出演:見上愛、上坂樹里
脚本:吉澤智子
原案:田中ひかる『明治のナイチンゲール 大関和物語』
制作統括:松園武大
プロデューサー:川口俊介
演出:佐々木善春、橋本万葉ほか
写真提供=NHK