ジョディ・フォスターが“全編フランス語”で精神分析医に 『プライベート・ケース』予告編

 7月24日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほかで公開されるジョディ・フォスター主演映画『プライベート・ケース』の予告編が公開された。

 本作は、『美しき棘』『プラネタリウム 』のレベッカ・ズロトヴスキ監督によるフレンチミステリー。第78回カンヌ国際映画祭に正式出品されたほか、3月に渋谷で開催された「第33回フランス映画祭 2026」ではオープニング作品としてジャパンプレミア上映され、チケットは発売直後に完売した。

 パリで精神分析医として成功を収めるアメリカ人医師のリリアンは、長年診てきた患者ポーラの突然の死の知らせを受ける。診察を通してそんな兆候は一切なく、違和感を覚えたリリアンは、その死が単なる事故ではなく殺人ではないかと疑いはじめる。しかし患者の“プライベートな領域”に関する守秘義務の関係上、警察を頼ることはできない。自ら真相を突き止めるしかないと決意したリリアンは、ポーラの死について調べ始める。

 『告発のゆくえ』『羊たちの沈黙』で2度のアカデミー賞主演女優賞を受賞したフォスターは、長年フランス映画に主演することが夢だったという。これまで多くのオファーを受けながらも納得できる役柄に巡り合えず、満を持して本作でフランス映画初主演を果たした。

 リリアンの元夫で秘密の捜査の相棒となるガブリエル役には、『八日目』『隠された記憶』のダニエル・オートゥイユが起用された。そのほか、濱口竜介監督最新作『急に具合が悪くなる』に出演し、岡本多緒とともにカンヌ国際映画祭最優秀女優賞を獲得したヴィルジニー・エフィラ、『さすらいの女神たち』のマチュー・アマルリックらが共演に名を連ねている。

映画『プライベート・ケース』予告編

 公開された予告編は、精神分析医リリアン(ジョディ・フォスター)が、ゆったりとしたチェアに腰掛けながら患者に「どうぞ話して」と語りかける診察室の場面から始まる。診察室のベッドにけだるそうに横たわる患者ポーラ(ヴィルジニー・エフィラ)は「夫とすれ違いの生活で……」と、リリアンとの長年の信頼関係に支えられながら、自身のプライベートな問題を静かに打ち明けていく。そんな折、ポーラの突然の死を知らされ、リリアンはこれまでにないほど強く心を揺さぶられる。診察では自殺の兆候を全く感じなかったからだ。混乱と悲しみのまま葬儀の場へ向かったリリアンは、夫(マチュー・アマルリック)から激しい罵声を浴びせられ、その尋常ではない姿に、単なる事故ではなく殺人ではないかと疑い始める。

 ポーラの死について調べ始めるリリアンだが、やむをえず別れた夫ガブリエル(ダニエル・オートゥイユ)と秘密の捜査の相棒となることに。電話に出たガブリエルは「邪魔しないでくれ、今、別れた妻と寝ようとしてるところだ」と軽口を叩くと、思わず吹き出してしまうリリアン。復縁の予感も漂うロマンスの伏線にも注目だ。

■公開情報
『プライベート・ケース』
7月24日(金)、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国公開
出演:ジョディ・フォスター、ダニエル・オートゥイユ、ヴィルジニー・エフィラ、マチュー・アマルリック、ヴァンサン・ラコスト、ルアナ・バイラミ、ノーム・モルゲンステルン
監督:レベッカ・ズロトヴスキ
脚本:アンヌ・ベレスト、レベッカ・ズロトヴスキ
配給:スターキャットアルバトロス・フィルム
2025年/フランス/107分/カラー/シネマスコープ/フランス語・英語/原題:Vie privée/英題:A Private Life/日本語字幕:星加久実/PG12
©LES FILMS VELVET -BUENOS HAIR -FRANCE 3 CINEMA
公式サイト:cinema.starcat.co.jp/privatecase/
公式X(旧Twitter):@privatecase724

関連記事