堀未央奈、乃木坂46時代からの“悔しさ”が原動力に 「スパルタで生きています(笑)」
2021年のドラマ『サレタガワのブルー』(MBS)や2025年に放送された『完全不倫 ― 隠す美学、暴く覚悟 ―』(日本テレビ系)など、“不倫”や“復讐”というハードな題材のドラマで存在感を放ってきた堀未央奈。読売テレビ・中京テレビほかで放送中の『ディープリベンジ-顔を捨てた家政婦-』では、不慮の事故ですべてを失った女性が顔と名前を変え、家政婦としてかつての夫の家庭に潜入するという壮絶な復讐劇に挑んでいる。アイドル時代の経験を糧に、“悔しさ”をエネルギーに変えて突き進む堀。30歳という節目を目前にした今、自身のキャリアと私生活、そして本作に懸ける熱い思いを聞いた。【インタビューの最後には、サイン入りチェキプレゼント企画あり】
「私も“悔しい”という感情を原動力にするタイプ」
ーー『完全不倫』から約1年、再び“不倫”と“復讐”がテーマの作品ですが、『ディープリベンジ』のストーリーはいかがですか?
堀未央奈(以下、堀):撮影を終えた今となっては、「不倫がテーマだった」ということを忘れるくらい、物語の展開が凄まじくて。単なる復讐劇にとどまらず、「あそこにまで繋がるのか!」という驚きがあります。ある意味、新しいジャンルのエンターテインメントとして楽しんでいただけると思います。
ーービジュアル面でも、堀さんの“包帯ぐるぐる巻き姿”が非常にインパクトがありました。
堀:実際に巻いて撮影したのですが、これほど巻かなきゃいけないほどの事故を経験して、過去を捨てたんだなと、役の気持ちを痛感しました。私は元々ビジュアル作りが大好きなので、楽しみながら演じられましたね。
ーー主人公の望美が「佐藤香子」と名を変え、顔まで変えて復讐に走る。その執念の理由はどこにあるのでしょうか?
堀:普通なら絶望して終わってしまうような境遇ですが、彼女がこれほど強い行動力を発揮するのには、実は大きな理由があるんです。物語が進むにつれて、なぜ彼女がここまで強くなれたのかという“謎”が明かされていくので、そこもぜひ注目してほしいですね。
ーー劇中では石川恋さん演じる絵梨華とのキャットファイトも見どころになっていますが、共演はいかがでしたか?
堀:石川さんは本当に絵梨華そのもので、現場の空気を一瞬で変える迫力がありました。でも素顔はすごく柔らかくて飾らない方なので、その力の抜き方はすごく勉強になりました。
ーー飯島寛騎さん演じるダメ夫・良一の“クズっぷり”も話題ですね。
堀:飯島さんは本当に凄かったです! 土下座の勢いや焦ったときの目線など、「本当にこんな人いそうだな」と思わせるリアリティがあって、役者としての肝の据わり方を感じました。
ーーどん底から這い上がる香子の感情に共感する部分はありますか?
堀:私も「悔しい」という感情を原動力にするタイプなので、すごく共感しました。ハッピーなときより、どん底にいるときに生まれる感情のほうが、自分のものにできれば強いじゃないですか。これまでの人生でも、高い壁にぶつかったときは「自分はこれしきで落ち込む器じゃない」と言い聞かせて立ち上がってきました。