髙石あかり「朝ドラ出演がずっと夢だった」 『ばけばけ』秘蔵映像&撮影秘話が明らかに
3月13日放送の『あさイチ』(NHK総合)プレミアムトークに髙石あかりが出演した。
髙石は現在放送中のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』のクランクアップを終えたばかり。今回はクランクアップ時の様子などを含めて初公開の動画が多数映し出された。
放送開始時には、博多大吉から「現代っ子なんだね」と、作中で演じるトキの役柄とは違う普段の髙石の姿に言及。身につけていた花の指輪が美しいと、番組終盤には視聴者からもコメントが届いた。
クランクアップ時には、泣きながら「朝ドラ出演が小さい頃からの夢だった」と語る髙石。髙石の演技には、夫・ヘブン役として共演したトミー・バストウも「素晴らしい時間でした」「あかりさんがいなかったら無理」だったと賞賛を送った。
髙石のマネージャーは普段の彼女をしばしば撮影しているようで、ヒロイン役が決定した当時の様子も、マネージャーが収めた動画として公開された。自身がヒロインに選ばれるとは思っていなかったようで、発表会見があるまでは家族にも内緒にしていたという。会見終了後、涙を流しながら母に電話をかける髙石の姿に、半年近くトキの姿を追ってきた視聴者としてももらい泣きをしそうになる。
髙石の朝ドラにかける情熱には並々ならぬものがあり、DVDなどで自身の世代ではない時代の朝ドラも熱心に視聴していたという。小学生時代の卒業文集には、15年後の自身の姿について「エイベックスの女優・髙石あかり」と呼ばれることをすでに目標として書き込んでいたらしい。ちなみに憧れの俳優として「北川景子」の名を挙げており、『ばけばけ』での共演に運命めいたものを感じさせる。
そんな髙石の演技の魅力について、チーフ演出の村橋直樹は「反射力が魅力」だと評する。共演者の演技に対して自然体でリアクションを取れる演技力が、『ばけばけ』の世界観に結びついたようだ。
髙石自身が最も印象に残っているのは、トキの出産シーン。出産シーンを演じることはかねてからの目標だったようで、撮影当日は23歳の誕生日だった髙石にとってはあらゆる意味で記念となる撮影になった。
視聴者にとっても大きな印象に残っているシーンといえば、2025年末に放送された、トキとヘブンがお互いの気持ちを感じ取る場面。宍道湖で二人が手を繋ぐ場面は、実は台本には描かれていなかったらしいが、ヘブンのアドリブと村橋の演出によりあのシーンが生まれたと明かされた。当日夕焼けがハッキリ見えたのも偶然だったという。
髙石がバストウの演技で印象に残っているシーンについては、「ラシャメン」と呼ばれ怪我をしたトキを思ってヘブン憤激する瞬間を挙げた。「台本をいい意味で破ってくる」バストウは、怒りを表現するため想定されていたカメラの画角を大きく超えて歩き出していったようだが、それを必死で引き止める髙石の演技により作品にリアリティが生まれていた。
岡部たかしからもメッセージが届き、トキが妊娠報告したシーンが最も印象深いと語る。本当の家族のように感じてしまい、「自分がそういう俳優だとは思わなかった」とも述べた。また、髙石を漢字一文字で表すとすると「家」。髙石自身が自分の家族を大事にしていることが演技を通してよく伝わってきたという。
番組終盤には、視聴者から1000通を超えるメッセージが。多くの人に愛されたトキ=髙石あかりとして笑顔で感謝の言葉を告げ、番組も終了した。
■番組情報
『あさイチ プレミアムトーク 髙石あかり』
NHK ONEにて、3月29日(金)9:53まで配信中
ゲスト:髙石あかり
キャスター:博多華丸
VTRインタビューゲスト:トミー・バストウ、岡部たかし
司会:博多大吉、鈴木奈穂子
写真提供=NHK