アカデミー賞2部門ノミネート&カンヌ国際映画祭4冠 『シラート』6月5日公開決定

 第98回アカデミー賞にて5部門でショートリスト入りし、音響賞と国際長編映画賞の2部門にノミネートされた映画『Sirāt(原題)』が、『シラート』の邦題で6月5日に日本公開されることが決定。あわせて特報映像とティザービジュアルが公開された。

 『ザ・ルーム・ネクスト・ドア』のペドロ・アルモドバルがプロデューサーとして参加した本作は、失踪した娘を探すため、父と息子が砂漠のレイブパーティに参加することから物語が展開する物語。『ファイアー・ウィル・カム』のオリベル・ラシェが監督を務めた。第98回アカデミー賞で2部門にノミネートされたほか、第78回カンヌ国際映画祭でコンペティション部門審査員賞など4冠を獲得した。

 砂漠で行われるレイブパーティに参加したまま失踪した娘を探すため、父ルイスと息子エステバンは、モロッコの山岳地帯から砂漠の奥深くへと車を走らせる。行き着いたのは、現実と幻覚が混濁するような野外レイブのカオス。耳をつんざく重低音、赤い照明の海、沈黙を貫く父親の背中。だがそこにはすでに娘の姿はなく、父と息子は、レイブの参加者グループを追って、娘が向かったと思われる次のレイブ会場を目指すことになるが……。

映画『シラート』特報映像

 公開されたティザーポスターには、広大な砂漠の中で一人の男性が佇む姿が描かれ、上空には「知る前に、進め」という謎めいたキャッチコピーが記される。また特報映像では、砂漠に置かれた巨大なスピーカーという奇妙な映像から一転、爆音のダンスミュージックが鳴り響き、「警告―この先、口外禁止」という文字とともに暴走するキャンピングカー、暗がりに浮かび上がるレーザーライト、踊る人々が次々と映し出される。タイトルの『シラート』とはアラビア語で「道」を意味し、宗教的な意味においては審判の日に天国と地獄の上に架けられる 「細い橋」を象徴するとされる。はたして、この物語の行き着く先は。

 あわせて、小島秀夫、川村元気、宇川直宏らのコメントも到着した。

コメント

ギレルモ・デル・トロ(映画監督『シェイプ・オブ・ウォーター』)

類まれな映画。まるで巨大な宇宙のメトロノーム

ポール・トーマス・アンダーソン(映画監督『ワン・バトル・アフター・アナザー』)

映画館で体験すべき真の映画

小島秀夫(ゲームクリエイター)

2025年のベスト1。“グルーブな恐怖の報酬MADMAX”

川村元気(映画監督『8番出口』)

クレイジーな傑作!

宇川直宏(映像作家、現在美術家)

DUNEもサハラもナミビアもハムナプトラも超越した
究極の砂漠映画!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

■公開情報
『シラート』
6月5日(金)新宿ピカデリー、ヒューマントラスト有楽町、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほかにてロードショー
出演:セルジ・ロペス、ブルーノ・ヌニェス・アルホナ、ブルーノ・ヌニェス・アホナほか
監督:オリベル・ラシェ
製作総指揮:エステル・ガルシア
製作:ペドロ・アルモドバル
脚本:オリベル・ラシェ、サンティアゴ・フィジョル
配給:トランスフォーマー
後援:セルバンテス文化センター
2025年/スペイン・フランス合作/スペイン語・フランス語・英語・アラビア語/115分/ビスタ/カラー/5.1ch/PG-12/日本語字幕:杉田洋子/原題:Sirāt
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