上白石萌音、大河ドラマで松坂桃李の妻役に 『逆賊の幕臣』小栗忠順には父との意外な縁も
2027年NHK大河ドラマ『逆賊の幕臣』の出演者発表会見が2月24日にNHK放送センターで開かれ、主演の松坂桃李に加え、追加出演者の北村有起哉、鈴木京香、上白石萌音、岡部たかし、中村雅俊、制作統括の勝田夏子が登壇した。
『逆賊の幕臣』の主人公で幕臣の小栗忠順は、日本初の遣米使節として海を渡り、新しい国のかたちをデザインした江戸幕府の天才。明治新政府に逆賊として闇に葬られながらも、「明治の父」「勝海舟のライバル」と呼ばれる小栗の知られざる活躍を描く。
小栗を支えた家族やメンターを演じる追加出演者を迎え、制作統括の勝田は「錚々たる演技派揃いで、贅沢な布陣をお迎えすることができて、嬉しく思っております。ぜひ、みなさんの演技合戦を楽しみにしていただければと思います」と挨拶した。
北村が演じるのは、小栗忠順の父・小栗忠高。忠順も知らない秘密を抱えた人物となる。連続テレビ小説『おむすび』(2024年度後期)でヒロインの父親役を演じ一つの目標を叶え「これからどうするか」と思っていた時期にオファーをもらい、大好きな時代劇に心を躍らせているという北村は、「最近ちょっと悪役のイメージがついてしまって、このタイミングでお話をいただいて、ホッとしております」とマスコミ陣の笑いを誘った。現在放送中の日曜劇場『リブート』(TBS系)では、裏組織のトップを演じている。
鈴木は小栗忠順の母・くにを演じる。松坂とは、連続テレビ小説『わろてんか』(2017年度後期)以来の親子役で、放送時には10年ぶりということになる。10年が経ったことに驚きを見せる松坂と鈴木。「10年という歳月を経て、僕もいろんな経験をさせていただきました。クランクインしたら、10年前とはまた違った成長を母上に見せることができたらと思っております」と意気込む松坂に、鈴木も「みんなを引っ張っていってくれた桃李くんですが、今日会ってご挨拶したら笑顔は変わらずですけれど、大人っぽく、しっかり頼もしくなっているので、今回は器の大きい母でいられるように」と気合いを入れた。
小栗忠順の妻・みちを演じるのは上白石。オタクならではの鑑識眼で、夫の歩むべき道を照らす妻だ。社会科の教師である上白石の父親が、教師生活最後の研究のテーマに選んだのが敬愛する小栗忠順だったことから、今回のオファーに縁を感じていると上白石は明かす。「細やかな愛情を作品に添えられますよう精一杯努めます」とコメントを添えた。
小栗忠順の上司・井伊直弼を岡部が演じる。“大老っぽく”自己紹介をし始めた岡部は、井伊には貧しい修行時代もあったことを話した上で、「みんなが思っている一面だけじゃなく、もっと多面的なイメージもあるかと思うので、そこをしっかり読み込んでみなさんと一緒にお芝居できたらいい」と役作りに対しての思いを語った。
中村の役は、小栗忠順の恩師・安積艮斎。オファーがきた時、安積艮斎を知らなかったと正直に明かした中村。安積艮斎は大河ドラマでは役として初めて登場する人物ということで、「中村雅俊、そのもので色をつけていいんじゃないかと、これはやり放題だなと思っています」とポジティブに捉えていることを話した。さらに「ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック」を観ていて、チームワークの大切さを感じたという中村は、「チームワークが良ければ結果も出せるという風に感じましたので、このメンバーで結果を出せる、そういう風に確信しております」と“メンター”としてチームを鼓舞する言葉を送った。