密入国した一家が警官の家に下宿!? 『ツーリストファミリー』予告編&場面写真公開

2026年2月6日に公開されるインド映画『ツーリストファミリー』の予告編と場面写真が公開された。
スリランカでの困窮生活に見切りをつけて、命がけでインドに密入国した一家が巻き起こす善意の連鎖を笑いと涙で描く本作。新人監督による低予算作ながら、『RRR』のS・S・ラージャマウリ監督が、「この作品を見逃すな。心温まり、そして抱腹絶倒のユーモアに最後まで引き込まれっぱなしだった。素晴らしい脚本と監督、近年まれな映画経験に感謝したい」と称賛し、『ムトゥ 踊るマハラジャ』のラジニカーントが「スーパー、スーパー、スーパーだ! 並外れてる!」と語るなど、インド映画界からの絶賛の声を受け、口コミが広がり大ヒットを記録した。
夜に紛れてスリランカからインドに密入国した、父・ダース、母・ワサンティ、2人の息子ニドゥ、ムッリの4人。母国での貧困から抜け出すため難民となった彼らは、ワサンティの兄の助けで、なんとか州都チェンナイに居を定める。身分を偽り、言葉で素性がバレない様に近所との接触を控えて、新天地での生活を始めた4人。しかし、素朴で人懐っこい彼らは、職を探し、狭い町内で様々な出来事に巻き込まれながら、次第に周囲の人々との交流が生まれていく。そんな中、テロ事件を追った警察の疑いの目が彼らに向けられる。容疑者として追い詰められた彼らと町の人々が最後に起こした奇跡とは。
公開された予告編は、スリランカからインドに密入国した一家のやっと見つけた下宿先が警官の家というコミカルなシーンから始まる。職を探すも不採用、インドへの密入国に反対していた長男・ニドゥとの親子喧嘩、挙句には警察に追われるというシビアなトラブルが続出するも、後半には周辺住民との交流を重ねる姿も描かれる。終始明るいBGMの効果もあって、どこか牧歌的な雰囲気を漂わせながら、インド映画ならではのどんな苦境も明るく乗り越えるバイタリティ溢れる内容となっている。
あわせて公開された場面写真では、どことなくユーモラスな家族の横並びのメインカットに加え、本作のコメディリリーフともいえる次男・ムッリや、密入国の現場でムッリが勝手に拾ってきた犬のカットなどバラエティに富んだものとなっている。
■公開情報
『ツーリストファミリー』
2026年月2月6日(金)全国順次ロードショー
出演:シャシクマール、シムラン、ミドゥン・ジェイ・シャンカル、カマレーシュ・ジャガン、ヨーギ・バーブ
監督・脚本:アビシャン・ジーヴィント
配給:SPACEBOX
配給協力:ラビットハウス
原題:Tourist Family/2025年/インド/タミル語/シネスコ/127分
©Million Dollar Studios ©MRP Entertainment.
公式サイト:spaceboxjapan.jp/touristfamily
公式X(旧Twitter):@spacebox_jp






























