山下幸輝×松本怜生『プロパカンダゲーム』に莉子、曽野舜太、祷キララ、工藤美桜ら出演へ

 11月18日よりTBS/MBSドラマイズム枠で放送がスタートする、山下幸輝と松本怜生のW主演ドラマ『プロパカンダゲーム』の追加キャストとして、莉子、曽野舜太(M!LK)、志田こはく、祷キララ、諏訪珠理、工藤美桜の出演が発表された。

 本作は、電子版初登場時にはKindle全体ランキングで2位にもなった根本聡一郎による同名小説を実写ドラマ化する心理ゲームエンターテインメント。2022年には舞台化、2025年には講談社の漫画アプリ 『コミックDAYS』 にてコミカライズされ、現在連載されている。 連続ドラマの脚本を手がけるのは『院内警察』(フジテレビ系)や『世にも奇妙な物語』(フジテレビ系)などの諸橋隼人。そして監督は『白暮のクロニクル』(WOWOW)の佐々木豪が務める。

 就活生8名が挑むのは、“広告”を武器に国民を戦争へと導く究極の採用試験。政府チームとレジスタンスチームの2チームに分かれ、2つの密室で繰り広げられる情報戦は、仲間を信じるか、利用するか。チーム戦であり、自らの採用を懸けた個人戦でもある。それぞれの思惑、信念、そして剥き出しになる本性が交錯する心理バトル。そして彼らを試す広告代理店電央堂は、いったい何を企んでいるのか。

 レジスタンスチームの中心人物であり、学生時代はバックパッカーで世界中を回っていた今井貴也を山下、今井のライバルであり、政府軍の中心人物で、大物政治家を父親に持つ後藤正志を松本がそれぞれ演じる。

 新たに出演が発表されたのは、チームに分かれて今井や後藤とともに情報戦を繰り広げる就活生たち。

 政府チームで、ボランティア活動を行うサークルに所属し、少しお茶目な一面を持つ香坂優花役には、ドラマ『ブラックシンデレラ』(ABEMA)や『3年C組は不倫しています。』(日本テレビ)で主演を務め、映画『違う惑星の変な恋人』で第38回高崎映画祭最優秀新進俳優賞を受賞した莉子。莉子は「私自身23歳で、周りの友人が社会人として歩み始めた年齢でもあり、『就職活動』という言葉はここ数年とても身近なものでした。そんなテーマを“演じる”という形で表現できることに、強いご縁を感じています」と語った。

 ESSサークルのディベート部門に所属し、爽やかな笑顔が輝く好青年の椎名瑞樹を演じるのは、ドラマ『低体温男子になつかれました。』(TOKYO MX)で初主演を務め、『神様のサイコロ』『劇場版 スメルズ ライク グリーン スピリット』にも出演している曽野。演じるキャラクターについて曽野は「明るくて爽やかで誰とでも仲良くできる、頭のいいキャラクターです。そんな彼が、どう行動し、何を選ぶのか。その瞬間ごとに変わっていく表情や、心の揺れを感じ取っていただけたら嬉しいです」と見どころを明かした。

 そして、現代視覚文化研究部に所属し、どんな場面でも冷静を貫く織笠藍役は、舞台『六番目の小夜子』でデビューを果たしたのち『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』(テレビ朝日系)、『なんで私が神説教』(日本テレビ系)などに出演している志田が務める。志田は台本を読んだ時の気持ちを「緊張感のある駆け引きの中で、人の心がどう動くのかがリアルに描かれていて、一気に引き込まれました」とコメントした。

 一方のレジスタンスチームで、マーケティングを専攻し、関西弁が特徴的な越智小夜香役には、映画『Dressing Up』にて主演を務め、その後も『サマーフィルムにのって』、『HAPPYEND』などに出演した祷が決定。祷は、「関西弁全開で思いっきり冒険しながら無我夢中で撮影してます」と撮影中の様子を明かした。

 落ち着いた印象とは裏腹にスパイアクションを好む国友幹夫役を演じるのは、短編映画『UNIFORM』でデビューすると、『雨ニモマケズ』『裸足で鳴らしてみせろ』ほか舞台やCMなど幅広い表現領域で活躍中の諏訪。出演に際し、諏訪は「決して他人事ではないテーマを描いた、この作品に携われていることを嬉しく思います」と喜びを語った。

 そして、クィア理論に関心があり、信念で動くタイプの樫本成美役で『仮面ライダーゴースト』(テレビ朝日系)で注目を集め、『コールミー・バイ・ノーネーム』(MBS)で初主演、11月からは『悪いのはあなたです』(読売テレビ)でも主演を務める工藤が出演する。工藤は、本作の見どころについて「レジスタンスチームになったその瞬間からゲームが終わるまでのチームの関係性など細かい部分までぜひ楽しんで欲しいです」とコメントを寄せた。

コメント

莉子(香坂優花役)

私自身23歳で、周りの友人が社会人として歩み始めた年齢でもあり、「就職活動」という言葉はここ数年とても身近なものでした。
そんなテーマを“演じる”という形で表現できることに、強いご縁を感じています。
香坂という役は、視聴者の皆さんに最も近い目線で寄り添える存在だと思いながら作り上げてきました。
中には聞き慣れない言葉や少し難しく感じる場面もあるかもしれませんが、映像を通してその世界に自然と引き込まれていただけると思います。ぜひご覧ください。

曽野舜太(M!LK)(椎名瑞樹役)

就活会場で繰り広げられる先の読めない展開に、台本を読みながらワクワクと緊張が止まりませんでした。
僕が演じる椎名瑞樹は、明るくて爽やかで誰とでも仲良くできる、頭のいいキャラクターです。
そんな彼が、どう行動し、何を選ぶのか。
その瞬間ごとに変わっていく表情や、心の揺れを感じ取っていただけ
たら嬉しいです。
この作品が1人でも多くの方に届くことを願っています。
“宣伝の本質とは何か”を問うスリリングな物語を、ぜひ最後まで見届けてくれたら、うれ“しいな”!

志田こはく(織笠藍役)

台本を読んだとき、緊張感のある駆け引きの中で、人の心がどう動くのかがリアルに描かれていて、一気に引き込まれました。
私が演じる織笠は一見クールですが心の奥に強い思いを秘めたキャラクターです。
その静かな情熱を丁寧に演じられるように頑張ります。

祷キララ(越智小夜香役)

最終話の脚本を読み終えた時、鳥肌が立ちました。メインキャスト全員での本読みを終えた後も興奮が冷めませんでした。ドラマにレギュラー出演するのは久しぶりなのですが、意思と情熱と挑戦に溢れた作品に参加できることが楽しみでたまらなくなりました。関西弁全開で思いっきり冒険しながら無我夢中で撮影してます。技術だけでなく人としてもパワフルで魅力的なスタッフ、キャストが集結しているので、ぜひぜひ、お楽しみに!

諏訪珠理(国友幹夫役)

決して他人事ではないテーマを描いた、この作品に携われていることを嬉しく思います。
監督・スタッフ・キャストの方々に助けていただきながら、温かい雰囲気の中で撮影が進んでいて、放送が待ち遠しいです。
僕が演じる国友くんは掴めないところのある頭の良い男の子です。
その他のキャラクターも個性抜群なので、是非楽しんでご覧ください。
レジスタンスチーム、本当に素敵なチームなので応援のほど宜しくお願いします!

工藤美桜(樫本成美役)

脚本を読んだ時、現代社会にも刺さるメッセージ性を強く感じました。いかに視聴者の皆さんの心へダイレクトに届けられるのかを考えた時に早く演じたいとワクワクしました。
私が演じる樫本は芯が強く、パワーがあります。ゲームを通じて樫本がなにを感じ、どう変化していくのかにも注目して欲しいです。
現場はとても楽しく、チーム一丸となり、たくさん話し合って撮影しました。
レジスタンスチームになったその瞬間からゲームが終わるまでのチームの関係性など細かい部分までぜひ楽しんで欲しいです。
ドラマ『プロパガンダゲーム』を見て、なにか考えるきっかけの一つになったらいいなと思います。

■放送情報
ドラマイズム『プロパガンダゲーム』
MBSにて、11月18日(火)スタート 毎週火曜24:59~放送
TBSにて、11月18日(火)スタート 毎週火曜25:28~放送
TVer、MBS動画イズムにて、TBS放送後見逃し配信
出演:山下幸輝、松本怜生、莉子、曽野舜太(M!LK)、志田こはく、祷キララ、諏訪珠理、工藤美桜
原作:『プロパガンダゲーム』根本聡一郎(双葉文庫)
脚本:諸橋隼人
監督:佐々木豪
制作プロダクション:共同テレビジョン
製作:「プロパガンダゲーム」製作委員会・MBS
©「プロパガンダゲーム」製作委員会・MBS
公式サイト:https://www.mbs.jp/propaganda_game/
公式X(旧Twitter):@dramaism_mbs
公式Instagram:@dramaism_mbs
公式TikTok:@dramaism_mbs

関連記事