田辺桃子×横田真悠×林芽亜里がトリプル主演 『推しの殺人』10月2日より放送決定

 田辺桃子、横田真悠、林芽亜里がトリプル主演を務める連続ドラマ『推しの殺人』が、読売テレビ・日本テレビ系プラチナイト枠で10月2日より放送されることが決定した。

 本作は、2024年『このミステリーがすごい!』大賞で文庫グランプリ受賞した遠藤かたるによる同名小説を原作としたサスペンス。ドラマ版ではオリジナル要素も加えて全13話で展開される。

 脚本は『リコカツ』(TBS系)の泉澤陽子、『人事の人見』(フジテレビ系)の神田優が手がけ、監督は『雪女と蟹を食う』(テレビ東京系)の柴田啓佑、『スイートモラトリアム』(TBS系)の頃安祐良、『スタンドUPスタート』(フジテレビ系)の的場政行、『好きやねんけどどうやろか』(読売テレビ)の遠藤健一が務める。また、劇伴音楽は『下剋上球児』(TBS系)、『宙わたる教室』(NHK総合)、『魔物(마물)』(テレビ朝日系)の劇伴でも知られるインストゥルメンタルバンドのjizueが担当する。

 大阪で活動する問題山積みの3人組アイドル「ベイビー★スターライト」のメンバーた
ちは“殺人”という罪を犯してしまうが、それを隠蔽してステージに立ち続けようと誓う。次々と襲うピンチ、それぞれが抱える壮絶な過去、そして「未解決連続殺人事件」にも巻
き込まれていく……。

 あるトラウマをきっかけに感情を失い、ただ流されるように生きている高宮ルイを演じるのは、『ゆるキャン△』(テレビ東京系)、『笑うマトリョーシカ』(TBS系)などの田辺。日本テレビ系ドラマでは7月期『海老だって鯛を釣りたい』(中京テレビ)に続き2期連続の主演となる。田辺は「何が悪で何が真なのか、どれが仮面で、どれが本心なのか。コントラスト高めのヒューマンサスペンスになっているので、是非楽しみにしていてください」とコメントを寄せた。

 感情の揺れが激しくあらゆることに噛みつく獰猛なリスのような性格の早川テルマを演じるのは、モデルとして活躍する傍ら、『西園寺さんは家事をしない』(TBS系)や『隣のステラ』などの横田。出演にあたり横田は「ゾクゾクしながら台本を読んでいました。彼女たちの恐怖を視聴者の皆さんも一緒に感じていただけたら嬉しいなと思います」と語った。

 そして恵まれた容姿でグループのセンターに抜擢されテルマから敵視される沢北イズミを、モデルとして同世代女子の高い支持を集めながら、『熱愛プリンス』(MBS)や『ワタシってサバサバしてるから2』(NHK総合)などドラマ出演も続いている林が演じる。林は「原作や台本を読み、このスリリングな空間をイズミとして過ごす時間はとても刺激的で、大切なものになるとすごく感じました。イズミの人間性をしっかり深めて撮影に挑みたいと思います!」と意気込みを語った。

 あわせて、撮り下ろしのポスタービジュアルも公開。殺人という大きな罪を抱えながらも、自分たちが“奪われた”ものを取り返し、アイドルとして成り上がっていこうという決意と覚悟を秘めたルイ(田辺桃子)、テルマ(横田真悠)、イズミ(林芽亜里)。ポスターには3人の固い絆を示すように、合わせられた指先から赤い血が滴るさまが写し出されている。

コメント

田辺桃子(高宮ルイ役)

 

私たちはいつから、仮面を持っていたんだろう。
今作で、こんなにも淡くてあったかくて儚い「ルイ」という小さな勇者を演じさせてもらえて光栄でしかありません。
すり減った心が3つ、ある事件をきっかけに大きな渦に飲み込まれていきます。
何が悪で何が真なのか、どれが仮面で、どれが本心なのか。
コントラスト高めのヒューマンサスペンスになっているので、是非楽しみにしていてください。

横田真悠(早川テルマ役)

 

私が演じるテルマは、3人の中で一番明るくて気も強いけれど、過去には色々なことがあって虚勢を張っているようなところもある女の子なので、そういう点がだんだん分かってくるのが面白いかなと思います。
関西弁は本当に初めてで、練習を頑張っているところです。この間不安な中で本読みをやったんですが、皆さんが褒めてくださってちょっと勇気が出たところなので、もっと練習して撮影を迎えられたらなと思います。
はじめに殺人を犯してしまうのに、その事件がすぐには解決しない。
さらに別の連続殺人事件があるんですが、それと私たちの事件がどのように入り混じっていって、もっと怖いことに巻き込まれていくのか、ゾクゾクしながら台本を読んでいました。
彼女たちの恐怖を視聴者の皆さんも一緒に感じていただけたら嬉しいなと思います。

林芽亜里(沢北イズミ役)

 

殺人の隠蔽をきっかけに3人がどう変化していくのか、どう立ち向かっていくのか、一瞬も目
が離せない、常に緊迫感と隣り合わせのサスペンスストーリーです。
原作や台本を読み、このスリリングな空間をイズミとして過ごす時間はとても刺激的で、大切なものになるとすごく感じました。イズミの人間性をしっかり深めて撮影に挑みたいと思います!
この作品に携われる事、 素敵なキャストの皆様とご一緒できることの有り難さを噛み締めな
がら、私自身も挑戦の数々に立ち向かいながら準備をしています。
放送をお楽しみにしてくださると嬉しいです。

遠藤かたる(原作)

ドラマ化の知らせを聞いたとき、喜びに震えました。
台本を拝読したとき、違う意味で震えました。「ここまで主人公たちを追い詰めるのか......!」と。
主人公たちは毎話ごと、いえ、毎分ごとぐらいの勢いでピンチに陥ります。厄年と大殺界と天中殺がいっぺんにやってきたような困難の連続です。原作とはまた異なった刺激的でサスペンスに満ちたドラマを、みなさまにも推していただけると嬉しいです。

中山喬詞(プロデューサー)

もし、”推し”が”罪”を犯してしまったら...
遠藤先生の秀逸なタイトルの素晴らしい原作を読ませていただいた際に、思わず考えました。
あなたなら応援できますか? それとも...
しかし、このドラマはアイドルものではありません。業界ものでもありません。
ハラハラドキドキが連続のスリリングサスペンスです。
そして、色んなものを背負い、色んなものに抗い、懸命に生きる3人の女性たちの物語です。
そんな3人を演じるのは今をときめく注目女優の方々。
彼女たちに挑戦してもらうのはキラキラしていて可愛いだけのアイドルではありません。
傷だらけになっても、泥だらけになっても、どんな不様な姿になっても、
前を向いて這い上がっていこうとする強い女性たちです。
この魅力溢れる愛おしい3人なら、支えてあげたいと背中を押したくなること間違いありません。
彼女たちの“人生”という名のステージ、その生き様ありのままをライブ配信を見ているかのような感覚で一緒に覗き見してもらい、皆さんにも“共犯者”になってもらえたら幸いです。
多くの方々にとって、今秋の推しドラマになることを願って。

■放送情報
『推しの殺人』
読売テレビ・日本テレビ系にて、10月2日(木)スタート 毎週木曜23:59~24:54放送
出演:田辺桃子、横田真悠、林芽亜里
原作:遠藤かたる 『推しの殺人』 (宝島社文庫)
脚本:泉澤陽子、神田優
監督:柴田啓佑、頃安祐良、的場政行、遠藤健一
チーフプロデューサー山本晃久(読売テレビ)
プロデューサー: 中山喬詞(読売テレビ)、清家優輝(ファインエンターテイメント)
協力プロデューサー:岡本浩一(読売テレビ)
制作協力:ファインエンターテイメント
制作著作:読売テレビ
©︎読売テレビ
公式サイト:https://www.ytv.co.jp/oshisatsu/
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