レオナルド・ディカプリオが決死の逃亡 『ワン・バトル・アフター・アナザー』本予告公開
10月3日に公開されるレオナルド・ディカプリオ主演映画『ワン・バトル・アフター・アナザー』の本予告とキャラクタービジュアルが公開された。
『マグノリア』『パンチドランク・ラブ』『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』『ザ・マスター』などのポール・トーマス・アンダーソン監督最新作となる本作は、冴えない革命家のボブが、何者かに狙われたひとり娘を守るため、次から次へと迫る刺客たちとの戦いを描く逃亡劇。
『レヴェナント 蘇えりし者』で第88回アカデミー賞主演男優賞を受賞したディカプリオが主人公のボブを演じるほか、『ミスティック・リバー』と『ミルク』で2度のアカデミー賞主演男優賞に輝いたショーン・ペンが無慈悲な軍人・ロックジョー役、『トラフィック』で第73回アカデミー賞助演男優賞を獲得したベニチオ・デル・トロが謎の空手道場のセンセイ(先生)役をそれぞれ担当。そのほか、『最終絶叫計画』のレジーナ・ホール、アーティストや監督としても活動しているテヤナ・テイラー、『推定無罪』のチェイス・インフィニティらが共演に名を連ねている。
公開された本予告は、神妙な顔つきで知恵の輪のようなもの手にしたボブ(レオナルド・ディカプリオ)が「これは君のために作っているんだ」とつぶやく場面から始まる。その声に妊娠中の妻(テヤナ・テイラー)がお腹をさする。「この装置をこうすればうっかり爆発させないで済む」と緩衝材を作るボブに彼女が近づき「続けて、派手にお願い」とそっとキスをする。ボブたちの極秘作戦が実行される中、ボブの妻にロックジョー(ショーン・ペン)が「また会うことになる」と意味深に告げる。妻に魔の手が迫る中、ボブは作戦を成功させると「革命万歳」と叫ぶ。
それから月日が経ち、ボブは成長した娘のウィラ(チェイス・インフィニティ)に「聞いてくれ。昔、パパとママは罪を犯した。ママは捕まった。俺らも危ない」と伝える。その直後、ボブの隠れ家に追っ手たちがなだれ込む。娘が通う空手道場に逃げ込み、「ヌンチャクじゃ戦えないって! 拳銃はどこだ」と取り乱すボブ。決死の逃亡を続けるボブを車に乗せた謎の空手道場のセンセイ(ベニチオ・デル・トロ)は、「自由とは……恐れないことだ。トム・クルーズみたいに」と微笑むと、車窓から身を乗り出したボブを荒野へと放り出す。「不可能だとしても、俺たちの革命に巻き込みたくなかった」と娘を気遣うボブとウィラにどのような運命が待ち受けるのか。
あわせて公開されたキャラクタービジュアルでは、銃を構えたボブやこちらを見据えるウィラの姿が描かれている。
■公開情報
『ワン・バトル・アフター・アナザー』
10月3日(金)全国公開
出演:レオナルド・ディカプリオ、ショーン・ペン、ベニチオ・デル・トロ、レジーナ・ホール、テヤナ・テイラー、チェイス・インフィニティ、ウッド・ハリス、アラナ・ハイム
監督・脚本:ポール・トーマス・アンダーソン
配給:ワーナー・ブラザース映画
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公式サイト:obaa-movie.jp