芳根京子の多彩な表情が 『波うららかに、めおと日和』本予告&第1話場面写真公開

 4月24日よりフジテレビ系で放送がスタートする芳根京子主演の木曜劇場『波うららかに、めおと日和』の本予告と第1話の場面写真が公開された。

 本作は、昭和11年を舞台に交際ゼロ日婚からスタートする、歯がゆくも愛らしい“新婚夫婦の甘酸っぱい時間”を描く昭和新婚ラブコメ。原作は、漫画アプリ『コミックDAYS』にて、2022年10月から現在も連載中で、単行本は累計55万部突破している西香はちによる同名コミック(講談社刊)だ。ドラマではオリジナルストーリーを交えつつ展開される。

新木曜劇場『波うららかに、めおと日和』 1話本編予告映像30秒ver.解禁!!

 本編映像初公開となる本予告には、主演の芳根をはじめ、本田響矢、和久井映見、生瀬勝久ら個性豊かな顔ぶれが捉えられている。ある日突然決まった結婚に驚くなつ美。しかし、なつ美は、初めての夫婦生活にアタフタしながらも一生懸命に“妻”として振る舞う。赤面しながらも「だんな……さま……」と呼んでみたり、慣れないことに動揺してしまったり、さまざまな日常が切り取られている。

 第1話の場面写真には、昭和11年春、関谷家の三女であるなつ美が桜の木の下でにこやかな笑顔を浮かべ、たたずんでいるカット様子をはじめ、瀧昌がじっと自分の手を見つめている様子、なつ美と瀧昌が寝室に敷かれた2枚の布団を前に、心の中で「どうしたらいいの!?」と動揺している場面が切り取られている。

 さらに、特別に撮影された、芳根、高橋努、紺野まひる、森カンナ、咲妃みゆ、小川彩(乃木坂46)の関谷家が集合した“家族写真”も初公開。結婚式の衣装である黒の振袖に身を包んだ芳根を中心に、それぞれ和装を着用し、朗らかな笑顔を見せている。

 原作者の西香からはコメントも到着。西香は本作の実写化について、「最初はただただ驚きしかありませんでした。“木曜22時の木曜劇場です”と言われ、“マジで!!??”と度肝を抜かれました…!!」と明かす。出演者については、「なつ美がまさかのあの芳根京子さんで、驚きと感謝しかありません」と喜び、「原作に雰囲気が近く、かつ実力派の方々を探していただいて本当に感謝しかありません」と思いを述べた。また、実際に撮影現場を見て、「まずはセットに驚かされました。なつ美たちが過ごす離れや母屋の居間がセットで再現されていたのですが、経年劣化を感じる畳や梁、さらにはガラスの汚れまで再現されていて驚き興奮してしまいました。プロの仕事にただただ感嘆するばかりでした」とコメント。最後に「私は“ドラマ単体で面白いものを。そのためなら改変も構いません”とお伝えしました。もちろんキャラとか世界観とか、私の中にあるものとズレがあれば口を出させていただきますが…」と本心を語り、「どんなドラマになるのか、一視聴者として、とても楽しみにしているので、皆さまも一緒に楽しみにしていただけたら幸いです!」と視聴者にメッセージを寄せた。

西香はち(原作者)コメント

実写化について

最初はただただ驚きしかありませんでした。正直に言いますと、“実写化が決まりました”と言われた時、うれしさや驚きと同時に、なぜかケーブルテレビかネットTVだと思っていて、“契約しなきゃ…!!”と考えながら話を聞いていたら、“フジテレビです”と言われ、民放で驚きつつ、“深夜帯で時代物か、珍しいな”と考えていたら、“木曜22時の木曜劇場です”と言われ、“マジで!!??”と度肝を抜かれました…!!

出演者について

なつ美がまさかのあの芳根京子さんで、驚きと感謝しかありません。ふわっとした雰囲気の中にも芯があって、表情もコロコロと変わるなつ美にピッタリだと思いました…!! 安心してなつ美を任せられます。本田響矢さんは、朝ドラで初めて拝見した時から“軍服似合うだろうなぁ”と思っていた俳優さんだったので、“瀧昌に決まりました”と言われた時、フジテレビさんに心を読まれたのか、あるいは変な念でも飛ばしてしまったのだろうかと本気でビビりました。実際に軍服姿の写真を拝見して、やっぱり似合っていました。眼福です。瀧昌をどう演じてくださるか、とても楽しみです!!

他の出演者さんも、麗しさと凛々しさで崇拝したくなる山本舞香さん演じる芙美子や、笑っているだけなのに一筋縄ではいかない雰囲気をまとっている小関裕太さん演じる深見。原作よりも包容力に説得力のある和久井映見さん演じる郁子。この方を参考に描いたんだっけ?と一瞬、勘違いしかけた小宮璃央さん演じる瀬田とか…全員語ると長くなるのでここで割愛しますが、原作に雰囲気が近く、かつ実力派の方々を探していただいて本当に感謝しかありません

実際に撮影現場を見て

まずはセットに驚かされました。なつ美たちが過ごす離れや母屋の居間がセットで再現されていたのですが、経年劣化を感じる畳や梁、さらにはガラスの汚れまで再現されていて驚き興奮してしまいました。プロの仕事にただただ感嘆するばかりでした。また、実際に撮影しているところも、有難いことに見学させていただきました。最初はただただ凄(すご)いという感想しか出なかったんですが、後でじっくり考えてその理由が分かりました。漫画だと、感情を伝える“記号”として、汗や頬の赤みの線や怒りマークなどを使ったり、あるいはトーンで雰囲気を出すのですが、出演者さんたちは目の動きだけで感情が一目瞭然だったり、逆に表情は変わらないのに、目線や顔の動きや微かな体の揺れだけで感情がダイレクトに伝わり、しかも“確かに!!このキャラならこう動く!!”というものばかりで、役者さんって本当に凄いなぁ、と…!!あと、ネタバレになるので詳細は言えないのですが、芳根さん演じるなつ美と本田さん演じる瀧昌のちょっとしたやりとりを見て、“漫画でもやりたい…!!”ってなっちゃいました。

放送を楽しみにしている視聴者へのメッセージ

漫画の実写化となると、“いかに原作通りに作るか”が重要視されがちですが、私は“ドラマ単体で面白いものを。そのためなら改変も構いません”とお伝えしました。もちろんキャラとか世界観とか、私の中にあるものとズレがあれば口を出させていただきますが…。その道のプロの集団が創ってくださっているので、ほぼほぼ丸投げしちゃっています。どんなドラマになるのか、一視聴者として、とても楽しみにしているので、皆さまも一緒に楽しみにしていただけたら幸いです!

波うららかに、めおと日和

西香はちによる同名コミックを原作としたハートフル・昭和新婚ラブコメ。昭和11年を舞台に交際ゼロ日婚からスタートする、歯がゆくも愛らしい“新婚夫婦の甘酸っぱい時間”を丁寧に描く。

■放送情報
『波うららかに、めおと日和』
フジテレビ系にて、4月24日(木)スタート 毎週木曜22:00~22:54 
※初回15分拡大
出演者:芳根京子、本田響矢、山本舞香、小関裕太、小宮璃央、咲妃みゆ、小川彩(乃木坂46)、戸塚純貴、森カンナ、高橋努、紺野まひる、生瀬勝久、和久井映見ほか
原作:西香はち『波うららかに、めおと日和』(講談社『コミックDAYS』連載)
脚本:泉澤陽子
プロデュース:宋ハナ
演出:平野眞
制作協力:FILM
制作著作:フジテレビ
©︎フジテレビ
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