松平健、『おむすび』永吉を演じ終えて 山内惠介&ラモス瑠偉のコメントも

 NHK連続テレビ小説『おむすび』にサプライズ出演を果たした山内惠介とラモス瑠偉、出演シーンを終えた松平健からコメントが寄せられた。

 2024年度後期、NHK大阪が製作を務める本作は、平成・令和を舞台にしたオリジナル作品。“ギャル”だった主人公が栄養士となり、現代の抱える問題を解決していく。脚本は『ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜』(日本テレビ系)、『正直不動産』(NHK総合)などの根本ノンジが担当する。

 第104話にて、亡くなったことが明らかになった主人公・結(橋本環奈)の祖父・永吉(松平健)。生前に「紅白出場の演歌歌手にアドバイスした」「ラモスにループシュートを教えた」など、数々の武勇伝を語っていたが、結たち家族はホラ話だと思っていた。ところが、永吉の通夜の会場に次々と“過去に永吉にお世話になった”という人々がやってきたのだった。

 山内とラモスは第105話に本人役で登場。本作の舞台のひとつでもある糸島出身の山内は、「家長である北村有起哉さんはじめキャストの皆様に温かく迎えていただき、まさに故郷・糸島を感じました」と喜びのコメント。2002年度前期放送『さくら』以来の朝ドラ出演となったラモスは、「主演の橋本さんや北村さんはじめ、みなさんが、現場の雰囲気をやりやすいように作ってくれてより自然にお芝居できました」と撮影を振り返った。

 永吉を演じ終えた松平は、「永吉の話のうち、万博の話が本当だというのは知っていましたけれど、あとのエピソードはホラだと最初は思っていました。台本で読んで、『そうか本当にやっていたんだな』とうれしかったですね。それこそ呪いじゃないけれど、人のために動く優しい人だったんだと思います」とコメントした。

コメント

松平健

永吉の話のうち、万博の話が本当だというのは知っていましたけれど、あとのエピソードはホラだと最初は思っていました。台本で読んで、「そうか本当にやっていたんだな」とうれしかったですね。それこそ呪いじゃないけれど、人のために動く優しい人だったんだと思います。永吉としては、孫ふたりも自立してそれぞれの道を歩んでいるので、それがうまくいくように願っています。結は、はじめは翔也のために栄養について学びはじめましたが、それがだんだん医療に向かっていって成長ぶりがすごい。これからも人の役に立つように、がんばってほしいですね。

山内惠介

まさか本人役で出演できるなんて、夢のようでした。現場では、家長である北村有起哉さんはじめキャストの皆様に温かく迎えていただき、まさに故郷・糸島を感じました。糸島を愛していただいたこと、直接皆様にお礼が言えましたし、最後は自然と「これからも糸島をよろしくお願いします」と頭を下げましたのも、忘れられないエピソードになりました。

ラモス瑠偉

うれしくて二つ返事でお受けしました。久しぶりの朝ドラ出演で撮影を楽しみにしておりました。本人役での出演なので緊張はありませんでしたが、主演の橋本さんや北村さんはじめ、みなさんが、現場の雰囲気をやりやすいように作ってくれてより自然にお芝居できました。セットチェンジでも北村さんや宮崎さんが気さくに話しかけてくださって温かい現場で感動しました。また機会があれば呼んでください。

■放送情報
連続テレビ小説『おむすび』
NHK総合にて、毎週月曜から金曜8:00〜8:15放送/毎週月曜〜金曜12:45〜13:00再放送
BSプレミアムにて、毎週月曜から金曜7:30〜7:45放送/毎週土曜8:15〜9:30再放送
BS4Kにて、毎週月曜から金曜7:30〜7:45放送/毎週土曜10:15~11:30再放送
出演:橋本環奈、佐野勇斗、松平健、仲里依紗、麻生久美子、宮崎美子、北村有起哉
語り:リリー・フランキー
主題歌:B'z「イルミネーション」
脚本:根本ノンジ
制作統括:宇佐川隆史、真鍋斎
プロデューサー:管原浩
写真提供=NHK

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