高橋文哉×西野七瀬『少年と犬』に斎藤工、伊原六花、伊藤健太郎ら出演 新予告も公開
2025年3月20日に公開される高橋文哉と西野七瀬がW主演を務める映画『少年と犬』に斎藤工、宮内ひとみ、柄本明、伊原六花、伊藤健太郎が出演することが決定し、あわせて新予告が公開された。
本作は、第163回直木賞を受賞した現在までに累計発行部50万部を突破している馳星周の同名小説を映画化する人間ドラマ。様々な背景を抱えた人々と犬の多聞(たもん)の触れ合いを描いた短編連作小説にオリジナル要素を加えて展開される。
監督を務めるのは、『護られなかった者たちへ』『糸』などの瀬々敬久。企画・プロデュースは、『ラーゲリより愛を込めて』で優れた映画製作者に贈られる藤本賞・奨励賞を受賞した平野隆が担当。脚本は、第38回日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞した『永遠の0』などの林民夫が手がけ、『ラーゲリより愛を込めて』の製作スタッフが再集結した。
多聞と共に旅をする青年・和正を高橋が、多聞に命を救われる女性・美羽を西野が演じ、W主演を務める。また新たに、多聞にとって“たった1人の大切な人”である光の父親・内村徹を斎藤、光の母親・内村久子を宮内、不治の病に侵された山奥の猟師・片野弥一を柄本、認知症の母を介護しながら働く和正の姉・中垣麻由美を伊原、和正に危険な仕事を斡旋する先輩・沼口正を伊藤を演じることが発表された。
新予告は、震災7カ月後の宮城県仙台で、和正(高橋文哉)と多聞が出会うところから始まる。震災で職を失い、地元の先輩である沼口(伊藤健太郎)から仕事として窃盗団の運転手を斡旋された和正は、大きな怪我を負いながらも家族のために金銭を得る。しかし犯罪で得た金銭と知り、姉・麻由美(伊原六花)は和正に紙幣を投げつけ激高する。
一方、多聞は和正の元を離れ、大きな罪を犯した美羽(西野七瀬)と滋賀県で出会う。そして多聞を追って滋賀までやってきた和正。ともに後ろ暗い過去を抱え、人生に希望を失っていた和正と美羽は、“大切な何か”を探して西の方角を見つめる多聞を目的地へと連れていくため、共に旅に出る。襲い掛かる様々な苦難を乗り越えながら、“たった1人の大切な人”と再び出会うために走り続ける多聞は、猟師の片野(柄本明)との出会いを経て熊本へとたどり着く。そこには求め続けた少年と、その父親(斎藤工)、母親(宮内ひとみ)の姿が。5年という年月をかけ、東北から九州まで、何千キロにも及ぶ旅をつづけた多聞がどんな奇跡を起こすのか。
■公開情報
映画『少年と犬』
2025年3月20日(木)公開
出演:高橋文哉、西野七瀬、斎藤工、宮内ひとみ、柄本明、伊原六花、伊藤健太郎、嵐莉菜、木村優来(子役)、栁俊太郎、一ノ瀬ワタル、江口のりこ、渋川清彦、美保純、眞島秀和、手塚理美、益岡徹
原作 : 馳星周『少年と犬』(文春文庫)
監督:瀬々敬久
脚本:林民夫
企画・プロデュース : 平野隆
配給 : 東宝
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