いづみさんの正体は意外に早く明らかに? 『海に眠るダイヤモンド』塚原監督が第4話を語る
TBS日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』第4話の放送に向けて、塚原あゆ子監督からコメントが寄せられた。
本作は、昭和の高度経済成長期と現代を結ぶ、70年にわたる愛と青春と友情、そして家族の壮大な物語。1955年からの石炭産業で躍進した長崎県・端島と、現代の東京が舞台となる。
一人二役で主演を務めるのは、民放連続ドラマ主演は2011年放送の『11人もいる!』(テレビ朝日系)以来13年ぶりとなる神木隆之介。脚本に野木亜紀子、監督に塚原あゆ子、プロデューサーに新井順子と、『アンナチュラル』(TBS系)、『MIU404』(TBS系)、映画『ラストマイル』を生み出してきたチームが再集結した。
放送中からSNSでの考察合戦について、塚原監督は「たくさん考察しながら楽しんで見てくださっているんだなと、スタッフ・キャスト一同拝見しながら、喜んでいます」とコメント。これまでの放送を受けて「第3話までで過去と現代それぞれのキャラクターがどんな人たちなのか、端島がどういうところか、成り立ちなどを細かく描いてきました。第4話以降はそれぞれの抱えるものが見えてきますし、端島が閉山に向かっていく大きな流れが動き始まるので、それをじっくり見ていただけたら」と注目ポイントを語った。
また、「いづみ(宮本信子)が誰なのかは意外と待たせることなくわかるかもしれません……!」と意味深なコメント。そして、第4話の大きなポイントである「幼なじみたちの確執」が明かされていくことに関して、「朝子(杉咲花)が何を思っていて、百合子(土屋太鳳)が何を抱えて生きてきたか。2人とも以前ご一緒したときよりも各段にパワーアップされていて、台本を深く読み込まれているんだなと感じます。毎シーン一緒に一生懸命作っています」と演じている杉咲花と土屋太鳳を称えた。
また、第4話の脚本を読んだときの印象については、「台本を読んだだけで胸にグッとくるものがありました。これが映像になったとき、わかりやすく、心に伝わるようにしたいなと。日曜日にご家族で見ていただきたい作品に仕上がっていると思います」と絶賛。
最後に、「これまで観てくださった方も、途中の回が抜けてしまった方も第4話から楽しんでいただけるはず。昔の活気と現代の悩みという対比がありますが、いづみがどんな人生をおくってきたか、どんなものを抱えているのかを自身が語ることで、その歴史というのはつながっているとわかる展開になっています。いづみさんの中に降り積もっている愛と友情と大きな事件をぜひドラマを通して一緒に体感していただきたいです」とメッセージを送った。
■放送情報
日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』
TBS系にて、毎週日曜21:00〜21:54放送
出演:神木隆之介、斎藤工、杉咲花、池田エライザ、清水尋也、中嶋朋子、山本未來、さだまさし、國村隼、土屋太鳳、沢村一樹、宮本信子、尾美としのり、美保純、酒向芳、宮崎吐夢、内藤秀一郎、西垣匠、豆原一成(JO1)、片岡凜
脚本:野木亜紀子
演出:塚原あゆ子、福田亮介、林啓史、府川亮介
プロデュース :新井順子、松本明子
スーパーバイザー:那須田淳、岡崎吉弘
音楽:佐藤直紀
編成:中井芳彦、後藤大希
製作:TBSスパークル、TBS
制作協力:NBC長崎放送
©TBSスパークル/TBS
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