『無能の鷹』菜々緒がエジプトからリモート会議!? ソニン&モグライダー芝大輔も登場

 菜々緒主演の金曜ナイトドラマ『無能の鷹』(テレビ朝日系)の第6話では、菜々緒演じる鷹野ツメ子がリモート打ち合わせで奇跡を起こす。

 女性コミック誌『Kiss』(講談社)で現在連載中のはんざき朝未による同名コミックをドラマ化した本作。佇まいから一見超有能そうに見えるが、その実は衝撃的に無能である鷹野と、鷹野の同期入社で、見るからに無能そうでありながら、本当は仕事が出来る鶸田道人(塩野瑛久)が最強タッグとして奇跡を起こしていく姿を描く。

 初めて大きな案件を任され、ワタワタしまくっている鶸田。そんな最中に、同期で人事部の烏森(永田崇人)から鷹野と鶸田に、「就活生の会社訪問の担当になってくれ!」と言い渡される。飲みの席で落ち込み膝を抱える鶸田に、雉谷(工藤阿須加)は「会社訪問なんて楽勝」と励ます。

 さらに、もう1名の担当者となった開発部の燕谷(今井隆文)が「会社には行かない主義」だったことで、烏森のイライラはマックスに。燕谷はコロナ禍以降で考えが変わったようだが、鼻息を荒くした烏森の暴走は、やがてとんでもない結末を迎える。

 ギリギリまで資料と格闘し、ドタバタとプレゼンに向かう鶸田と鷹野。しかし、なぜか着いた先は、世界各国の遺跡や建築物を再現したミニチュアパーク・東武ワールドスクウェアだった。今回のプレゼン相手である老舗お菓子メーカーの社長(ソニン)は、顔の見える相手との直接交渉がモットー。絶体絶命のリモート打ち合わせがスタートするが、鷹野がまたまた奇跡を巻き起こす。イタリアのコロッセオ、エジプトのピラミッドなど、ミニチュアパークを舞台にした“世界を股に掛けた”リモート打ち合わせの行方はいかに。

 そんな中、会社訪問日に出社しなかった燕谷を是が非でも連れてくると、烏森は燕谷の携帯のGPSを頼りに会社を飛び出し、大暴走。彼とバッタリ鉢合わせた鷹野と鶸田だが、鷹野は「同期だから」と一緒に燕谷の大捜索に乗り出すことに。鷹野、鶸田、烏森が全力疾走して、ぜぇぜぇと息を切らしまくりの鶸田と烏森に相反して、息ひとつ切らせずあくまでもスマートに立ち居振る舞う鷹野。はたして、無事に燕谷を会社に連れて帰ることはできるのか。また、鷹野の大演説がスタンディングオベーションの奇跡を巻き起こす、就活生の会社訪問会の顛末やいかに。

 さらに、第6話ゲストとして、ソニン、モグライダー芝大輔のゲスト出演が決定。『侍タイムスリッパー』で風見恭一郎を演じた冨家ノリマサも登場し、貝塚(ソニン)が社長を務める老舗お菓子メーカーの重鎮社員を演じる。冨家が演じるのは、先代から引き継いだ会社を潰すまいと、小さく縮こまった堅実な経営方針に終始する貝塚をそばで見守りながら、何か起爆剤があればと模索している人間味あふれる役どころだ。彼は突然のリモート打ち合わせで鷹野と鶸田に出会い、ある勘違いから生まれるカオスな展開に巻き込まれるが、結果的にはハッピーエンドになる。

 あわせて、11月23日深夜4時からテレビ朝日系関東ローカルで放送される『テラサってる?』では、『無能の鷹』を特集。第7話までを振り返るスペシャルコンテンツが放送されるほか、TELASAで配信中の『無能の鷹』スピンオフドラマ『前編「はじめてのまうんと」編』が地上波初放送される。

 スピンオフドラマでは、鷹野と鶸田がプレゼンに訪れた会社のロビーで、ライバル会社の桃井(岡田結実)、柿沼(宮崎秋人)鉢合わせしたことから、マウンティングバトルが勃発。最初こそ鷹野の勘違いによるビジネス的なマウントの取り合いだったのが、いつの間にか脱線していく。

■放送情報
『無能の鷹』
テレビ朝日系にて、毎週金曜23:15〜0:15放送
出演:菜々緒、塩野瑛久、井浦新、工藤阿須加、さとうほなみ、高橋克実ほか
原作:はんざき朝未『無能の鷹』(講談社「Kiss」連載)
脚本:根本ノンジ
音楽:鈴木真人
演出:村尾嘉昭、棚澤孝義、高橋由妃
エグゼクティブプロデューサー:内山聖子(テレビ朝日)
プロデューサー:貴島彩理 (テレビ朝日)、本郷達也(MMJ)
制作著作:テレビ朝日、MMJ
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