仲村トオルが里芋とイカの煮物を提供して号泣 『飯を喰らひて華と告ぐ』第4話予告編

 TOKYO MXにて放送中の仲村トオル主演ドラマ『飯を喰らひて華と告ぐ』第4話の予告編と場面写真が公開された。

 『ヤングアニマルWeb』で連載中の足立和平による同名漫画を実写化する本作。路地裏にひっそりと佇む中華屋のような店構えの、客の望むものは「何でも出す」と豪語する謎の凄腕店主が営む料理屋「一香軒」を舞台にした“異色”の人情グルメドラマだ。

 主演の仲村は、その客にベストマッチした最高のクオリティの料理を提供するが、全く見当はずれなアドバイスや名言を自信満々に放つ、ズレまくった一香軒の店主を演じる。監督・脚本を務めるのは、ドラマ『直ちゃんは小学三年生』(テレビ東京系)などの近藤啓介。脚本には近藤のほか、コントグループ「テニスコート」のメンバーであり、ソロプロジェクト「画餅」主宰の神谷圭介と、劇団コンプソンズの主宰・金子鈴幸が名を連ねている。

 路地裏にひっそりと佇む中華屋のような店構えの料理屋「一香軒」。客の望むものは「何でも出す」と豪語する謎の凄腕店主が営むこの店では、毎日様々な人間ドラマが生まれている。

 第4話のタイトルは「里芋とイカの煮物」。ゲストとしてきたろうが出演する。人付き合いが下手で、偏屈な頑固おやじの正雄(きたろう)。優しい妻に先立たれ、何かと気遣ってくれる友人たちの誘いもむげに断る日々を送っていた。ある寒い冬の日、空腹のあまりひとり杖をついてフラフラしていた正雄と目が合ったのは「一香軒」の店主。何を思ったか嫌がる正雄を強引に担ぎ上げ、店内に運び込んだ店主は、中華を食べる気満々になっていた正雄の気持ちを華麗にスルーし、味しみしみの里芋とイカの煮物を涙ながらに提供する。

 第4話の飯華格言は「弱きヘチマも輪廻のごとし」。最期の最期まで一貫して善行を積むのが良いという教えで、誰もが来世では特に存在意義を持たないヘチマという立場になり得ることから作られた言葉だ。

■放送情報
『飯を喰らひて華と告ぐ』
TOKYO MXにて、毎週火曜23:45~放送
主演:仲村トオル
各話ゲスト:田村健太郎、猫背椿、吉村界人、きたろう、高橋ひとみ、三河悠冴、華村あすか、福井俊太郎(GAG)、山崎紘菜、山城琉飛、円井わん、柄本時生(※放送話順)
原作:足立和平 『飯を喰らひて華と告ぐ』(白泉社『ヤングアニマルWeb』連載)
監督:近藤啓介、井上雄介
脚本:近藤啓介、神谷圭介、金子鈴幸
主題歌:フィッシュマンズ「ごきげんはいかがですか」
制作プロダクション:オフィスクレッシェンド
製作:「飯を喰らひて華と告ぐ」製作委員会
©足立和平・白泉社/「飯を喰らひて華と告ぐ」製作委員会
公式サイト:meshikura.com
公式X(旧Twitter):@meshikura_drama

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