『アンメット』麻衣役ではお嬢様キャラを好演 生田絵梨花、地上波連ドラ初主演で新境地へ
そして、現在放送中のドラマ『アンメット』では、ストーリーの鍵を握る役柄を好演している。演じている麻衣は、脳外科医の綾野(岡山天音)と愛のない政略結婚をしようとしているちょっぴりクールなキャラクター。最初は、「合理主義な人だなぁ……」と思っていたが、回を重ねるごとに人間らしい部分も見えてきた。綾野への気持ちをさらけ出してしまいたいけれど、どうしても臆病になってしまう。でも、その弱さは誰にも見せたくない……と鎧を纏っている麻衣の心情を、生田は繊細に表現している。
また、2023年放送のドラマ『こっち向いてよ向井くん』(日本テレビ系)で演じていた主人公の元カノ・美和子も、視聴者に強烈なインパクトを残した役柄だったように思う。美和子は、主人公の向井くん(赤楚衛二)の心のなかに、10年もの間居座り続けているヒロイン。魅力的に見えなければ、「なんであんな子を?」となってしまうところだが、生田の可憐さと芯の強さが生かされた美和子という役柄は、物語に大きな説得力をもたらしていた。
生田絵梨花は“元カノ役”にふさわしい魅力がある 『こっち向いてよ向井くん』での存在感
赤楚衛二が主演を務める7月期日本テレビ系水曜ドラマ『こっち向いてよ向井くん』では、元カノへの想いをひきずる向井くん(赤楚衛二)が…
これまで、王道ヒロインやお嬢様キャラを演じることが多かった生田にとって、『素晴らしき哉、先生!』のりおは、新境地となる役柄になるのではないだろうか。脚本・演出を担当する宅間孝行によると、本作は若手のひよっ子ヘナチョコ教師と令和の今に生きる高校生たちを中心に、そこに関わる人たちの人生の悲喜こもごもを描いた王道ポップスな群像劇になっているらしい。
また、生田のほかにも、明日の日本を背負うPUNKでフレッシュな若手たちと、粋でJAZZYな大人俳優たちが集結しているようなので、りおを取り巻くキャスト陣の発表も楽しみだ。
■放送情報
『素晴らしき哉、先生!』
ABCテレビ・テレビ朝日系にて、2024年夏スタート 毎週日曜22:00〜放送
出演 生田絵梨花
脚本・演出:宅間孝行
制作協力:エー・ビー・シーリブラ
制作著作:ABCテレビ
©︎ABCテレビ
公式サイト:https://www.asahi.co.jp/subakana_sensei/
公式X(旧Twitter):@subakana_sensei
公式Instagram:@subakana_sensei
公式TikTok:@subakana_sensei
公式LINEアカウント:@abc_drama