アニメの“次回予告”を飛ばす人が急増? 『ブルロ』『呪術』『鬼滅』ED後も要注目な4作

『呪術廻戦』「じゅじゅさんぽ」&『鬼滅の刃』 「大正コソコソ噂話」

 アニメが大ヒットし、誰もが知る人気作品となった『呪術廻戦』と『鬼滅の刃』。特に『鬼滅の刃』は5月12日より「柱稽古編」の放送が予定されており、今期も大注目の作品だ。バトルシーンやシリアスな展開が多い2作だが、本編直後に放送されるショートアニメでは雰囲気が一変。思わず癒されてしまうこと間違いなしの内容となっている。

 『呪術廻戦』第1期のエンディング後に放送された「じゅじゅさんぽ」は、『ブルーロック』と同様、原作者の芥見下々がネームを描き下ろしており、思わずクスっとしてしまうようなキャラクターの日常が主に描かれたショートアニメ。本編のおまけとは思えないほどストーリーも充実しており、登場人物である東堂葵が推しているアイドル・高田ちゃんが主役のエピソードもあり、様々な角度から作品を楽しむことができるファンも大満足のコーナーとなっている。

TVアニメ「鬼滅の刃」次回予告第二話

 また、『鬼滅の刃』の次回予告時に設けられている「大正コソコソ噂話」はその名の通り、登場人物の裏話や作中の豆知識が楽しめるショートアニメ。こちらでは時折原作コミックのおまけとして収録されている公式スピンオフ作品『中高一貫!! キメツ学園物語』が放送されることもあり、どちらもファン必見のショートアニメである。「大正コソコソ噂話」は「柱稽古編」でも放送される可能性もあるため、オンエア時にはぜひエンディングを飛ばすことなく最後まで観賞していただきたい。

『WIND BREAKER』「ウィンブレこぼれ話」

 今期放送中の作品でもショートアニメを展開している作品が存在する。主人公・桜遥をはじめとし、風鈴高校に通う生徒たちの活躍や戦いを描いた新感覚の不良漫画作品『WIND BREAKER』だ。先日第1話がオンエアされ、エンディングの後にショートアニメ「ウィンブレこぼれ話」が放送された。

TVアニメ「WIND BREAKER」第1話 ウィンブレこぼれ話

 ミニサイズとなった桜が第1話を本編映像とともに振り返る本コーナーでは、30秒という短い時間の中でストーリーのおさらいができること、また本編映像が学校の黒板に映し出されているのも作品の雰囲気を大きく感じられた。新たなキャラクターが次々と登場し、この先さらにヒートアップしていくであろう『WIND BREAKER』。「ウィンブレこぼれ話」でも、個性豊かなキャラクターたちのやりとりや心境が垣間見えることを期待している。こちらも本編と共に欠かさずチェックしていきたい。

 「ショートアニメ」は作品の魅力をより引き出し新たなファン作りのきっかけにもなるのではないだろうか。今回は「ショートアニメ」にも魅力が詰まった4作品を紹介したが、配信でエンディングを飛ばしがちという人もこれを機会にエンディング後の次回予告やショートアニメにも注目してみていただきたい。

■公開情報
『劇場版ブルーロック –EPISODE 凪-』
4月19日(金)全国ロードショー
声の出演:島﨑信長、内田雄馬、興津和幸、浦和希、海渡翼、小野友樹、斉藤壮馬、諏訪部順一、内山昂輝、神谷浩史、
原作:金城宗幸(講談社『別冊少年マガジン』)
漫画:三宮宏太
キャラクターデザイン:ノ村優介
監督:石川俊介
演出:川畑喬
シリーズ構成・脚本:岸本卓
ストーリー監修:金城宗幸
キャラクターデザイン:進藤優、清水空翔
総作画監督:田辺謙司、もりともこ、清水空翔
アクションディレクター:東島久志
特殊効果:あかね
色彩設計:小松さくら
美術設定・美術監督:廣澤晃
背景:Creative Freaks
撮影監督:浅黄康裕
撮影:チップチューン
3DCG:オーラスタジオ
編集:長谷川舞
音響監督:郷文裕貴
音響制作:ビットグルーヴプロモーション
音楽:村山☆潤
プロデューサー:有澤亮哉、佐藤尚哉、川勝宥典、柳井寛史
アニメーションプロデューサー:小菅秀徳
アニメーション制作:エイトビット
配給:バンダイナムコフィルムワークス
©金城宗幸・三宮宏太・ノ村優介・講談社/「劇場版ブルーロック」製作委員会
公式サイト:bluelock-pr.com
公式X(旧Twitter):@BLUELOCK_PR
公式TikTok:@bluelock_anime

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