広瀬アリスの強みは豊かな表情と類まれなる表現力 初の月9主演作『366日』に高まる期待

 広瀬アリスが4月期のフジテレビ系月9ドラマ『366日』で主演を務めることが発表された。本作は、HYの楽曲「366日」をもとに描くラブストーリー。広瀬が演じるのは、音楽教室の事務をする女性・雪平明日香である。明日香は通っていた高校が廃校になるということで同窓会に参加した。するとそこには高校時代に思いを寄せていた水野遥斗の姿が。これをきっかけに明日香の実らなかった高校時代の恋が12年越しに動き始める。だがそこには思いもよらない展開が……。

 あらすじを聞いただけでも、HYの「366日」の切ないメロディが思い起こされてくる。そんなドラマ『366日』の広瀬が主演だというのだから、いっそうの期待が湧き上がる。

広瀬アリス、4月期『366日』でフジ月9ドラマ初主演 HYの楽曲に着想を得たラブストーリー

広瀬アリスが主演を務める連続ドラマ『366日』が、2024年4月期のフジテレビ月9枠で放送されることが決定した。  本作は、H…

 広瀬は本作『366日』が月9初主演となり、なんと『ラジエーションハウスII~放射線科の診断レポート~』(フジテレビ系)以来3年ぶりに、しかも主演で月9に帰ってきたことになる。これまで朝ドラ『わろてんか』(NHK総合)の秦野リリコ役、『知ってるワイフ』(フジテレビ系)の剣崎澪役(大倉忠義とのW主演)、『マイ・セカンド・アオハル』(TBS系)の白玉佐弥子役などさまざまなドラマで活躍してきた広瀬だが、やはりその魅力は豊かな表情と類まれなる表現力だろう。

 コメディエンヌとしても評価が高い広瀬だが、『知ってるワイフ』や『マイ・セカンド・アオハル』などの作品を観れば、ラブストーリーでも輝きを放つ女優であることは言わずもがな。特に『知ってるワイフ』では剣崎元春(大倉忠義)がタイムリープを繰り返して過去を変える中で、高校時代の澪、独身時代の澪、そして恐妻としての澪など、1人のキャラクター内の複数の側面を芝居で見せてくれた。

関連記事