アレックス・ファン・ヴァーメルダム監督による実験サスペンス 『No.10』4月12日公開決定
アレックス・ファン・ヴァーメルダム監督最新作『Nr.10(原題)』が、『No.10』の邦題で4月12日より新宿シネマカリテほかにて全国順次公開されることが決定した。
本作は、『ボーグマン』でカンヌ映画祭パルムドールにノミネート、第46回シッチェス・カタロニア国際映画祭でグランプリを受賞したオランダの映画監督ヴァーメルダムによる監視系実験サスペンス。自身も舞台役者出身のヴァーメルダム監督が、冷酷なまでの正確さで、主人公である役者ギュンターの人生を監視していく。ヴァーメルダム監督にとって本作は10本目の監督作で、自身で音楽も手がけている。
ヴァーメルダム監督は本作について、「脚本を書き始めるときは、これまでに行ったことのない領域にたどり着くべくシーンを次々と構築して配置する。『No.10』は終わりまでに、トーン、人員、ビジュアル、すべての点で、オープニングシーンから何光年も離れた場所にいる」とコメントしている。
幼少期に記憶を失い、森に捨てられ、里親に育てられたギュンター。大人になった彼は舞台役者として生計を立て、共演者と不倫、一人娘は肺がひとつしかない突然変異だった。役者仲間の裏切りによって残酷な仕打ちを受けるギュンターは復讐を誓った。だがその先に、とてつもない驚愕の事実との対峙が待っていた……。
公開されたメイン写真では、舞台の床の穴のようなところから主人公ギュンターが顔をのぞかせているシーンが切り取られている。場面写真では、ベッドの上で男女が見つめ合う様子や、舞台上でのベッドシーン、そして教会らしき場所でのシーンが切り取られた。
■公開情報
『No.10』
4月12日(金)より、新宿シネマカリテほか全国順次公開
出演:トム・デュイスペレール、フリーダ・バーンハード、ハンス・ケスティング、アニエック・フェイファー、ダーク・ベーリング、マ ンデラ・ウィーウィー、リチャード・ゴンラーグ、ジーン・ベルヴォーツ、ピエール・ボクマ
監督:アレックス・ファン・ヴァーメルダム
製作:マルク・ファン・ヴァーメルダム
撮影:トム・エリスマン
美術:ゲルト・パレディス
編集:ヨープ・テル・ブルフ
音楽:アレックス・ファン・ヴァーメルダム
音響デザイン:ヤン・シャーマー
衣装デザイン:カトリーヌ・ファン・ブリー
2021年/オランダ=ベルギー合作/101分/カラー/ビスタ/原題:Nr.10
提供:キングレコード
配給:フリークスムービー
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公式サイト:https://no10movie.com/
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