2024年1月26日より公開されるチョン・ウソンの監督デビュー作『ザ・ガーディアン／守護者』の予告編とキービジュアルが公開された。

　本作は、『アシュラ』『ハント』などで知られる俳優チョン・ウソンが初監督作として手がけたアクション映画。10年ぶりに出所して自分を追う過去から抜け出し平凡に生きようとする一人の男スヒョクの死闘を描く。

　チョン・ウソンは監督だけでなく、奪われた最愛の娘を取り返そうとするスヒョク役で主演を務める。さらに、『非常宣言』のキム・ナムギル、『新しき世界』のパク・ソンウンらが共演に名を連ねた。

　凶悪な殺人の罪で懲役10年を言い渡されたスヒョク（チョン・ウソン）が出所の日を迎える。今も忘れられずにいる昔の恋人の元を訪れたスヒョクは、自分との間に子供が生まれ、幼い女の子の父親になった事実を悟る。所属していた犯罪組織との縁を切り、家族のために平凡な日常を送ろうとするスヒョクだったが、ボスの反感を買い、組織が雇った成功率 100%の殺し屋に元恋人を殺され、娘は人質に取られてしまうのであった。自分に残されたかけがえのない最愛の人を守るため、スヒョクは再び暴力と謀略の世界に身を投じていく。

　公開された予告編には、組織から離反しようとして反感を買ったスヒョクが命を狙われ激しい追跡に遭うシーンが切り取られている。ネイルガンや散弾銃、手製の爆弾まで、ありとあらゆる凶器で追い詰められるが、スヒョクも最愛の人を奪われてやられてばかりではない。大勢を相手に無駄のない華麗な格闘で対処したり、円を描くようなドリフト走行で組織員を引き摺りまわしたりと、目を見張る大立ち回りを披露する。

　あわせて公開されたキービジュアルには、真剣な眼差しのスヒョクが硝煙の中で佇む姿が写されている。

■公開情報
『ザ・ガーディアン／守護者』
2024年1月26日（金）より、新宿バルト9ほかにて全国ロードショー
監督：チョン・ウソン
脚本：チョン・へシン、チョン・ウソン
撮影：コ・ラクソン
音楽：キム・テソン
出演：チョン・ウソン、キム・ナムギル、パク・ソンウン、キム・ジュンハン、パク・ユナ
配給：クロックワークス
2022年／韓国／韓国語／シネスコ／5.1ch／98分／英題：A Man of Reason／字幕翻訳：福留友子／レイティング：G
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